体幹リハビリAkuuの利用日で受けた嬉しい事。
いつものように朝の体操。
痰が詰まってきた。
ああ、咳き込みが始まる。
慌ててバックからフリスクを出して口に含む。
ゴホッ、ゴホッ何回も繰り返してしまった。
背後に人の気配。
黙って優しく背中をさすってくれる女性。
何方かしら?
振り向くとパーキンソンを患っている女性だ。
ありがとうございます。もう大丈夫ですから。
お礼を言った。
女性は杖こそ使わないが歩くのがおぼつかないくらいなのに。
そんな不自由な体で私の傍まで歩いてきて介抱してくれた。
嬉しさに感激してしまった。
体が不自由だから人の手を借りる。
それだけで済ますことは多分人間失格かしら。
借りるだけではいけないと気づかせられた。
不自由であっても手伝いくらい出来る場合もあるのだから。
前しか見ていない愚かな私でした。
回りを気遣う心が足りなかった。
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