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自然の中で見つけたステキなモノ

八郎岳登山(長崎県長崎市)その2

2014年09月20日 | 山のお話

八郎岳の山頂では「これぞ長崎!」と言わんばかりの景色を眺めながらちょっと一休み。今回はここで午後から別の用事が入っている隊員N島さんとお別れです。

 

登山経験豊富なN島さん。あっ!という間に見えなくなってしまいました~ 私が一人で下山したらきっと迷子になるだろうな~

さて、休憩もそこそこに次は小八郎岳(564m)を目指します。時刻は10:50。来た道ではなく別のルートを辿るため、森の中に突入~

 

20分足らずで、乙女峠(千々峠)小八郎岳の分岐点に着きました。乙女峠で昼食をとる予定ですが、ここでも近道の誘惑に惑わされることなく小八郎岳の方へ登っていきます

分岐点から約10分ほどで小八郎岳山頂(564m)に到着~ 山頂は狭くて見晴らしも良くなく、特に何も見えません 時刻は11:18。徐々にお腹の虫が鳴きはじめるころです。早くお昼ご飯が食べたーい!ということで、プチ休憩を挟んで、いよいよ最終目的地である乙女峠へ。

小八郎岳の山頂から下る途中にロープのあるちょっと急な下りが現れました。でも誰もロープを使うこともなく下りていきます。このロープは上る人が使うものなのかな?

ここまで来ればお昼ご飯…いや、乙女峠まではもう少し

はい!乙女峠に着きました~小八郎岳から30分足らずで到着です。この辺り一帯には蕨(わらび)が群生していて、この時期は一面蕨の葉っぱだらけ。冬から春にかけての景色とは全く異なる風景が広がっています。(4月の様子はコチラ!)

待ちに待ったお昼ご飯ターイム 木陰に座って久々にカップラーメンをいただきました。普段めったに食べないけど、山で食べるカップラーメンって本当に美味 外で食べるから?それともみんなで食べるから?いずれにせよ、山ご飯は最高です

食事休憩を終え、後は下るのみ。車を停めた林道を目指して再び歩きはじめます

 

この辺りは石英が多く、この通り真っ白で大きな石英を含む珪石がゴロゴロと転がっています。

登りのルートにはなかった水場に出ました~ 冷たくて気持ちいい~ 

小さな滝もありましたよ~ 登山の途中に水がサラサラと流れる音が聞こえてくると、とても心地よく、また歩く元気が湧いてきます

ここは炭焼き窯の跡。この窯はいつも見かけるものより大きい感じがしました。

下り始めて40分ほどで最初の林道に出てきました。ここから車を停めた場所まではすぐなのですが、今回はちょっと寄り道を。

 

なんだかお社のような建物が見えてきました

 

 神社なのかお寺なのかよく分かりませんが、石像や小さなお社があちらこちらに点在しています。

  

さらに少し奥の方へ行くと、龍の口から流れ落ちる滝や不動明王の像などがあってちょっと不思議な雰囲気を醸し出していました。ここで滝行を行うのでしょうか。だとしたらやっぱりここはお寺かな??

 お地蔵さんもこのとおりズラリ!ネットでも調べてみたのですが、ここが一体何という場所なのかよく分かりませんでした

 

そしてこの付近で気になったのは大量のビールの空き缶が捨てられていたこと。炭焼き窯の辺りからこの神社なのかお寺なのかよく分からない場所までかなりゴミが多くて残念でした。特に窯の辺りは空き缶だらけ。いったいなぜ??ここで宴会でもしているのですか?それともわざわざゴミを捨てにここまで?八郎岳は九州百名山のひとつなのに、これはないなと思いました。きっと県外からいらした登山者の方々も残念な思いをしていることと思います。今度ここに来るときはゴミ袋を持参して、少しずつでも山のゴミを減らしたいと思ったkero-keroなのでした。

さて、今回の八郎岳登山はこれでおしまい。計画では3時間半の予定でしたが、半正味4時間の登山でした。登山の後は、三和町にある『阿池姫(おちひめ)の湯』でゆったりと温泉につかり、『みさき駅さんわ』でそれぞれ好みのソフトクリームやアイスを食べ、自宅に帰り着いたのは16時前。3連休の最終日でしたが、良いリフレッシュとなりました

10月の定例登山はまだどこに行くか分かりませんが、また参加できたらこのブログでご報告しますね!次回もなるべく早くお届けできるようにブログの更新頑張りまーす