I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

タマノウラ(玉之浦)

2006年04月21日 | 植物のお話
               実家のタマノウラ(ツバキ)

ただ今一時帰省中です。春の陽気が心地よい今日この頃、実家の庭では様々な花が気持ちよさそうに咲いています。この花はツバキの一種でタマノウラといいます。私が現在住んでいる五島列島福江島の玉之浦町に自生するヤブツバキの一種だそうです。花びらが白く縁取られているのが特徴です。

            

母の話によると、このタマノウラは25年ほど前に父がいただいてきた苗を地植えしたものだそうですが、父がどこからともなくいただいてくる様々な木々がうっそうと茂っていた庭の隅に植えられていたため、何年もの間人知れず花をつけていたそうです数年前、母が大きな木を枝打ちし、庭を手入れした際に花を咲かせているのに気が付いたのだとか。今も日当たりの良くない場所にあるためあまり元気ではありませんが、時々母が花を一輪だけとって実家の玄関に飾ったりしています。

             

どうです?たった一輪でもこの存在感こんなにステキな花が自然に咲いているなんて、自然の力ってやっぱり素晴らしいなぁ。ツバキって派手な美しさではないけど、慎ましやかで清楚な感じがして私は大好きです。さっそく五島に戻ったら玉之浦町に出かけて自生している元気なタマノウラを撮影したいと思います

それにしてもうちのお父さん、植物をいただいてくるのはいいけど、もう少しお世話をしてあげてほしいものですなぁ