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天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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職場の忘年会2008

2008-12-13 20:38:13 | 日記・エッセイ・コラム

Bounenkai3 昨夜は職場の忘年会で20名ほどが集まりました。
宴会ではどこの位置に座るかで、雰囲気が変わってきます。
昨日の私は年齢が高い男性グループの席でしたので、「人事・景気・健康・下ネタ」などの話題が多いようでした。
それなりに面白かったのですが、マンネリというか刺激的ではなかったですね。

宴会の席は2列になっていましたが、男性グループと女性グループがほぼ分かれて座る配置になってしまいました。
男性側としては女性との会話も楽しみなのですが、女性は同性の方は話が盛り上がるのでしょうか。

あと男性の方は年齢の上下によってそれなりに気をつかいますが、女性の方はあまり気にしないように見えました。
幹事さんの力量にもよりますが、参加者全員が楽しめるような宴会であってほしいものです。

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囲碁書籍/名人・名局選「秀策」

2008-12-11 21:19:00 | 囲碁

Syuusaku ◆書籍紹介
 ・書籍名:名人・名局選「秀策」
 ・発行所:誠文堂新光社   ・著者:福井正明
 ・発行年月 2008年09月
■内容紹介
 ・「碁聖」と言われた歴史上の人物・秀策の打碁から、名局の誉れ高い詳解譜10局、参考譜22局を選定し解説。
秀策を取り囲む人物像にも光を当て、日本碁界の宝である秀策の碁を浮き彫りにする。

    ◇   ◇   ◇

本書はあまりPRされていなかったのですが、大型書店の囲碁コーナーを見ていたところ「秀策」の文字が目に入り、手にとってみました。
価格が3,675円と高めなので迷いましたが、秀策師が「買うべし」と囁いているようで、いつの間にか本を手にレジに向かっていました。

その後、本書の棋譜を並べようと思いながら、もう2ヶ月ほどになります。
今までいろいろな囲碁書籍を購入しましたが、実際に読んだもの(半分以上の頁を)は5割くらいのような気がします。

これでは秀策師をはじめ、囲碁の達人に申し訳が立ちませんね。
雑然と重なった未読の棋書を眺め、タメ息混じりの師走です。

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第34期天元戦第3局/張栩名人が初の天元位

2008-12-08 22:24:49 | プロ棋戦

 第34期天元戦五番勝負の第3局が12月4日、佐賀県武雄市で打たれ、白番の張栩名人・碁聖が河野臨天元に中押し勝ちし、三連勝で初の天元位を奪取した。
 これで囲碁界の七大タイトルは山下敬吾棋聖・王座(30)、羽根直樹本因坊(32)、高尾紳路十段(32)の“四天王”が分け合うことになった。
 今シリーズ、張にとっては名人戦や王座戦と並行しての過密日程となったが、序盤で優位を築くと、河野の鋭い追及をかわした。

<張栩新天元の話>
 細かくなりそうな碁でしたが、下辺を囲うことになってコミにかかる碁になりました。三連勝ですが、余裕があったわけではなく、必死で打ちました。しかし全体的にはうまく打てました。

<河野臨前天元の話>
 右辺で黒のハネた形がいいのでいい勝負かと思いましたが、中央の黒が薄くなり、下辺の白地が大きくまとまってはおかしかった。三連敗で内容的にも押されていたので、この結果は仕方ありません。

         (西日本新聞より抜粋)

       ◇  ◇  ◇  ◇

張栩名人が3連勝で天元位奪取、これで七大タイトルのうち名人・天元・碁聖の三冠となりました。 (12/8、王座戦で山下王座を3-1で破り四冠)
内容的にも充実した打ちぶりで、日本碁界のトップに君臨というところでしょうか。

天元位四連覇を阻まれた河野臨九段、残念でした。
快進撃の「張名人」というネームバリューの前に、萎縮というか迷いのような印象がありました。
本天元戦では苦杯をなめましたが地力は誰もが認めるところ、自身のスタイルを固めて大舞台で活躍してほしいものです。

       ◇  ◇  ◇  ◇

今回の対局地は佐賀県武雄市の「御船山観光ホテル」。
武雄市は佐賀県西部に位置する人口5万人ほどの町でキャッチコピーは「いで湯と陶芸のふるさと」だそうです。
西には陶磁器で有名な伊万里・有田、南には温泉で有名な嬉野があります。

もう15年ほど前になりますが、家族で九州を訪れたことがあります。
長崎、阿蘇が中心でしたが、佐賀北部の呼子(唐津市)というところで「イカの活き造り」をご馳走になりました。
あまり食べ物にこだわりのない私ですが、家族は透明なイカ料理見て大喜びでしたね。

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玉村町2008/12月度囲碁大会

2008-12-07 21:45:51 | 囲碁

Tama5 昨日(11/6)は町内の囲碁月例会で参加者は24名でした。
私の成績は初戦から3連勝で、優勝決定戦に進出。相手は先月行われた囲碁合宿の決定戦と同じT・Nさん(黒番2子局)。
形勢は優勢気味でしたが、T・Nさんが「この碁はダメだ」と何回も口にするので、その気になってしまい終盤緩んでジゴ負け。
相手の口車に乗せられてはいけませんね。それでも準優勝という成績には満足しています。

   ◇  ◇

大会のあとは有志による忘年会。囲碁の話題を肴に楽しいひと時でした。
私より先輩の方がほとんどですが、本当に囲碁が好きという雰囲気が伝わってくる忘年会でした。

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将棋・倉敷藤花戦/16歳の里見女流二段が初タイトル

2008-12-04 21:02:37 | 囲碁

 将棋の第16期大山名人杯倉敷藤花戦三番勝負の第2局が11月23日、岡山県倉敷市の芸文館で行われ、挑戦者の里見香奈女流二段(16)が清水市代倉敷藤花(39)を破り、2連勝で初めて女流タイトルを獲得した。
 女流タイトルの初獲得最年少記録は、元女流棋士の林葉直子さんの14歳3カ月(82年、女流王将)。中井広恵女流六段の16歳6カ月(86年、女流名人)が2番目で、里見の16歳8カ月は第3位。
 里見は「もっと早くタイトルを取りたい気持ちもあったが、学校と両立していく中で、普段の生活に余裕ができて将棋を指せたのがよかった」と喜びを語った。

           (毎日jp/将棋欄より抜粋)

   ◇   ◇   ◇

現在、将棋界の話題は渡辺竜王と羽生名人の竜王戦で、双方「永世竜王」をかけての戦い。第4局を終わって3-1と羽生名人リード、第5局は今日、明日と行われます。

もう一つの話題は16歳の里見女流二段が倉敷藤花戦で初タイトルをとったことでしょうか。
里見さんは島根県出雲市に住む高校2年生で、対局地(通常は東京か大阪)への移動というハンディがありながら、よくここまできたものだと思います。今後の活躍を期待しましょう。

16歳8カ月での初タイトルは最年少記録第3位。囲碁に比べると随分若いという感じがしましが、謝依旻さんの女流本因坊奪取が17歳11カ月ですので、それほどの差ではないかもしれません。

それにしても林葉直子さんの14歳3カ月はすごいですね。
スキャンダルなどで将棋界から離れてしまいましたが、あのまま将棋を続けていたら女流将棋界も今とはずいぶん違っていたでしょう。

せっかくその分野で一流と呼ばれる立場になったものの、諸事情で本筋を外れてしまうケースはよく見られます。
外野がとやかくいう問題ではありませんが、関係者は「惜しい」と嘆いているでしょうね。

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第13回三星杯/山下棋聖、ベスト4ならず

2008-12-02 14:22:33 | 囲碁

第13回三星火災杯世界オープン戦は韓国大田市で11月18日に準々決勝の2局が行われた。
日本勢で勝ち残っている、山下敬吾九段は中国の孔傑七段 に敗れ、日本勢は姿を消した。
ベスト4進出は中国3名/孔傑七段、黄奕中七段、周睿羊五段と韓国1名/李世ドル九段となった。

      (週刊碁より抜粋)

     ◇   ◇   ◇

このところ国際棋戦での日本勢は、残念ながらいいところがありません。
本棋戦の持ち時間は2時間で、陸上競技に例えれば中距離の800m走くらいでしょうか。
一方、日本のトップ棋戦(棋聖・名人・本因坊)の持ち時間は8時間で、マラソンに匹敵します。

日本勢不調の言い訳になるかもしれませんが、同じ選手が短・中距離とマラソンで戦うのは無理があるような気がします。
長距離棋士と短・中距離棋士の育成は分けて考えてはどうかと思いますが、日本以外では長距離相当のタイトル戦がないので難しいところです。

     ◇   ◇   ◇

この山下・孔戦では思いがけないハプニングが起きたと「週刊碁」にありました。
昼食休憩に山下棋聖がトイレに入り、出ようとしたところドアのノブが壊れて約1時間閉じ込められ、その後事態に気づいた人がノブを壊して救出し、再開時間を7分遅れての対局となったそうです。

週刊碁トップ裏の見出しに「山下、憤懣(フンマン)やるかたなく敗退」とありましたが、不運の一言では片付けられない出来事だと思います。
国際棋戦で優位を誇る中韓ですが、タイトル戦の運営面ではイマイチでしょうか。

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