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天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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全国少年少女囲碁大会2006

2006-08-10 22:36:15 | アマ棋戦

◎第27回文部科学大臣杯少年少女大会東京・市ヶ谷「日本棋院本院」(8/1・2)
 地方予選を勝ち抜いた小学生100名と中学生103名が、名人の座をかけ争いました。
■中学生の部
 日野立誠くん(大分)が小山光晶くん(北海道)を破り、初優勝。
■小学生の部
 藤村洋輔くん(北海道)が大関稔くん(神奈川)を破り、初優勝。

    ◇   ◇   ◇

◎第3回文部科学大臣杯小・中学校団体戦東京・市ヶ谷「日本棋院本院」7/30・31
 全国から小学校・中学校ともに64校(1チーム3名)が参加して、全国の頂点を目指しました。
■中学生の部
 桐朋中学校(東京)が筑波大学附属駒場中学校(東京)を2-1で破り初優勝。
■小学生の部
 中野区立東中野小学校(東京)が横浜市立川島小学校(神奈川)を2-1で破り2年連続2回目の優勝。

             (日本棋院HPより抜粋)

    ◇   ◇   ◇

群馬県勢の成績
・小学校団体:伊勢崎市立広瀬小学校(大塚恒、栗原慶、平野友太) 1勝2敗で決勝T進出ならず

・中学校団体:沼田市立沼田中学校(師拓矢、小林弘人、吉野光範) 1勝2敗で決勝T進出ならず

・小学校個人:
小澤弘季(渋川市立長尾小学校) 2勝1敗でベスト16進出、決勝トーナメント1回戦で敗退
本木克弥(藤岡市立藤岡第二小学校) 2勝1敗で決勝T進出ならず

・中学校個人:
笹口桂佑(高崎市立片岡中学校) 2勝1敗2勝1敗で決勝T進出ならず
荒井 淳 (邑楽町立邑楽中学校) 1勝2敗で決勝進出ならず

    ◇   ◇   ◇

夏休みに入ると高校、小中学生の熱戦で盛り上がります。
小中学生の個人戦では地方の選手ががんばっています。この背景にはネット対局の広がりがあると思います。
一方、団体戦では都市部の学校が上位を占めています。選手層の厚さでは都市部の方が有利のようです。

全国から集まった小中学生の棋士、良き思い出と友情を育んでもらいたいと思います。

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町内8月度囲碁大会

2006-08-08 11:12:27 | 囲碁

先日(8/5)、町内の月例囲碁大会が行われました。参加者は暑さで外出が億劫になったのか13名と低調でした。
定例会の参加者はその時々により増減がありますが、継続していかないと成り立たなくなります。

また、会員も高齢化しており、このままではメンバーも自然減の状況です。子供や女性向けの入門講座などを開いて、愛好者を増やす手立てを考えていく必要があると思っています。

Tama0608 優勝:八木氏

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プレッシャーは希望/梅沢由香里

2006-08-06 21:01:18 | テレビ番組

NHK『課外授業ようこそ先輩』を見ました。この番組、日曜朝の再放送をよく見ています。
各界の有名人が母校の小学校で授業する模様を放送するものですが、先輩の熱い気持ちと生徒との交流が爽やかでホロリとさせます。

今週の先輩は囲碁の梅沢五段でテーマは「プレッシャー」。プレッシャーに耐えるにはどうすべきか。
梅沢プロは「成功したときの姿を想定しベストを尽くす。成否はともかく全力で立ち向かった自分をほめる」と伝えていました。

父親が亡くなったときの話では思わず涙で絶句していましたが、梅沢プロの真っ直ぐな気持ちは生徒に伝わったと思います。

    ◇   ◇   ◇

プレッシャーも年齢を重ねることにより、軽くなっているように思います。希望や夢の大きさが縮小しているからでしょうか。

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全国高校囲碁選手権2006

2006-08-03 21:06:14 | アマ棋戦

高校囲碁:男子・上宮、女子・豊島岡女子学園が優勝
第30回全国高校囲碁選手権大会(毎日新聞社・日本棋院・全国高等学校囲碁連盟主催)は7月25、26の両日、東京・市ケ谷の日本棋院会館で団体戦が行われ、男子は上宮(大阪)が4年ぶり2回目の優勝、女子は豊島岡女子学園(東京)が初優勝を飾った。

 団体戦の2位以下は次の通り。
<男子>(2)磐田東(静岡)(3)駒沢大付属岩見沢(北海道)
<女子>(2)藤村女子(東京)(3)第二(熊本)

高校本因坊:男子は梅谷君、女子は深坂さん
前日に続いて個人戦が行われ、男子高校本因坊に梅谷豊巨君(北海道・駒沢大付属岩見沢)、女子学生本因坊に深坂風子さん(香川・香川県大手前)が決まった。
ともに初優勝。2人は8月に開かれる佐川急便杯・第52回全日本アマチュア本因坊決定戦に出場する。

 2位以下は次の通り。(敬称略)
<男子>(2)大熊悠人(千葉・東京学館)(3)稲田啓(東京・筑波大付属駒場)
<女子>(2)横田仁美(山口・防府)(3)東門道子(神奈川・七里ガ浜)

             (毎日新聞より抜粋)

       ◇   ◇   ◇   ◇

群馬県勢の成績
・男子団体:高崎高(清水健登、青山英樹、大久保健太朗)2勝1敗で決勝進出ならず
・女子団体:高商大附高(浅利仁美、須田美帆、丸岡友美)1勝2敗で決勝進出ならず
・男子個人:吹田章生(太田市商)2勝1敗、清水健登(高崎高)2勝1敗で決勝進出ならず
・女子個人:丸山えり(伊勢崎清明)2勝1敗で決勝進出ならず

       ◇   ◇   ◇   ◇

今年も「囲碁の甲子園/全国高校囲碁選手権」の熱き戦いが行われました。
今の高校生はちょうど小学生の頃、「ヒカルの碁」に出会った世代かと思います。
そのせいでしょうか実力・選手層とも、近年最高のレベルかと思います。

全国大会、県大会に参加した多くの高校生が、これからも「囲碁を生涯の友」として歩んでほしいと思います。

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碁聖戦第3局/張栩3連勝、タイトル奪取

2006-08-01 20:41:11 | プロ棋戦

 挑戦者の張栩名人・王座の2連勝で迎えた、第31期碁聖戦五番勝負の第3局が、7月27日、静岡県浜松市「浜名湖かんざんじ温泉」で行われ、張名人・王座が黒番2目半勝ちを収め、依田紀基碁聖から3連勝でタイトルを奪取した。
 これで張は3冠王となり、碁界の第一人者の地位をゆるぎないものとした。反対に依田は平成11年以来の無冠となるきびしい現実となった。

<張新碁聖の話>
 「3局とも接戦で、ヨセですこし得をしたようです。3連勝は幸運としかいいようがありません。三冠王ですか? これから防衛戦が始まるので年末にはどうなっているかわかりませんから」

                    (週間碁より抜粋)

        ◇  ◇  ◇  ◇

張栩名人、接戦を制しての碁聖位奪取で充実したシリーズのようでした。
一方の依田九段、本局も敗因不明の難局とのことでした。終盤の微妙な局面で乱れが生じたのでしょうか。

本シリーズ、若手の勢いにベテランの芸が押し切られた様相ですが、ベテランの巻き返しに期待しましょう。

        ◇  ◇  ◇  ◇

今回の対局地は静岡県浜松市「浜名湖かんざんじ温泉」。
浜名湖はウナギが有名で新幹線からも養殖池が見られます。以前はもっとたくさん見られましたが最近は少なくなっているようです。輸入品におされているのでしょうか。
東海道新幹線の眺望といえば富士山ですが、浜名湖周辺の海岸の景色もなかなかのものと思います。

会社員になった頃、給料も安く交通費を節約しようと新幹線ではなく、在来の東海道線でしばらく帰省していました。
在来線は海岸線近くを走り、 海と山の景色は「東海道」にふさわしい景観だったと思います。

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