第45期碁聖戦五番勝負第3局が8月14日(金)東京都千代田区「日本棋院東京本院」で打たれ、一力遼八段が羽根直樹碁聖に白番中押し勝ちをおさめシリーズ3連勝とし自身初の七大棋戦タイトルを獲得した。
一力はこれまで9つのタイトルを獲得していたが七大棋戦は5回挑戦するもいずれも井山の前に涙を飲んでいた。一方羽根は本日が44歳の誕生日だったが自ら誕生祝いとはできずタイトルは1期で手放すこととなった。
(日本棋院HPより抜粋)
「一力新碁聖、悲願の初タイトル」 「羽根、ストレートで敗れる」
(週刊碁見出しより抜粋)
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3連勝で碁聖位を奪取した一力・新碁聖、令和三羽烏としては遅すぎた印象です。
タイトルを奪われた羽根さん、若手の勢いに屈したか・・・。
大活躍の新碁聖・一力さんですが、九段にはまだ昇段できないようです。
九段昇段の条件
1.タイトル獲得による昇段
・棋聖、名人、本因坊 → 各1期
・国際棋戦優勝 → 1回
・王座、天元、碁聖、十段 → 各2期
2.勝数による昇段
・八段から九段 → 200勝
棋士のステータスはタイトル獲得と段位、現在は段位よりタイトルの方が重視されるようです。
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