天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第46期名人戦第4局/井山勝利で2勝2敗に

2021-10-03 21:00:00 | プロ棋戦

第46期名人戦挑戦手合七番勝負第4局が9月28日(火)・29日(水)に神奈川県箱根町「強羅環翠楼」で打たれ、井山裕太名人が一力遼天元に黒番中押し勝ちをおさめ、シリーズ2勝2敗のタイに戻した。注目の第5局は、10月12日(火)、13日(水)に山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われる。
     (日本棋院HPより抜粋)

「井山充実、常人離れの構想力」 「一力、ペース掴めず」
     (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

2-2のタイとした井山名人、安全策をとらず鋭い踏み込みで押し切りました。
敗れた一力天元、井山名人の戦上手に苦戦・・・。

井山名人の碁で「リスクを避けては勝利に近づけない」と解説にありました。
テレビのCMで「リスクを冒さないことこそ、最大のリスクだ」が流れています。
ただ、人生の岐路では単純にナルホドとは・・・。

     ○ ● ○

第4局の対局地は神奈川県箱根町「強羅環翠楼」。1954年(昭和29年)第9期本因坊戦第5局【高川秀格本因坊-杉内雅夫七段】が打たれ、高川本因坊が3連覇を達成したとのこと。

箱根の名産品というと強羅近くの大涌谷「黒タマゴ」があります。
ただ、勝負の世界で「黒(●)」というのは縁起が悪い・・・?

     ○ ● ○

1年前の記事(2020-10-03):本因坊戦新リーガー/鶴山、佐田、大西

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