第68回NHK杯は、一力遼二冠(天元・碁聖)の優勝で幕を閉じました。一力二冠は2年ぶり2度目の優勝。昨年は竜星戦で3連覇(4期優勝)を果たし、若手棋戦のおかげ杯も制するなど、いわゆる「NHK杯方式」で争われる早碁でここ数年無類の強さを誇っています。そのため「早碁王」と呼ばれることもしばしば。
驚くべきはその勝率の高さです。一力二冠のNHK杯における通算成績は、24勝5敗(.8276)。初出場した第62回(2014年~15年)にいきなり決勝進出を果たすなど、毎年安定して勝ち上がっています。
早碁は通常の持ち時間の碁に比べて、読みの速さや正確さ、そして決断力が求められます。「悩み過ぎずに決断できているのが良い結果につながっていると思う」と語った一力二冠。昨年は七大タイトルを二つ獲得して大きく飛躍しましたが、今後、早碁のタイトルをどこまで増やし続けるかにも注目です。
(日本棋院HPより抜粋)
「早碁王・一力遼、最強の早見え」
(月刊・碁ワールド見出しより)
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令和三羽烏で先頭を走る一力2冠、名人戦リーグでも5連勝と挑戦者に最有力です。
早碁棋戦ではNHK杯、竜星、おかげ杯の3冠と絶好調ですね。
一力さんは「積極的に戦う棋風が早碁に向いている」とのこと、ナルホド・・・。
ザル碁党も早打ちでは平均以上だと思いますが、ミスも平均以上でドーモ・・・。
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