天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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プロ棋士・四字熟語/木部夏生、王銘琬、三谷哲也

2022-10-07 21:00:00 | プロ棋士

「週刊碁」に連載の四字熟語、「つるりん(鶴山淳志八段、林漢傑八段)式観る碁のすすめ」

第54回:多芸多才/木部夏生三段
★多芸多才(たげい・たさい):多くの分野で豊かな才能や技術を持っていること。

つる:べっきー(木部夏生三段)のユーチューブ動画、すごく完成度が高くて面白いのばっかり。
りん:着付けも習ってるんだって。
つる:多芸多才は知識人系のスペースマン(大橋拓文七段)か、ポップカルチャー系のべっきーか?
りん:スペースマンに合う四字熟語は他にもありそうじゃない。
つる:それじゃあ、今回はべっきーだね!

第55回:天真爛漫/王銘琬九段
★天真爛漫(てんしん・らんまん)):純真そのもので思い通りにふるまうこと。

りん:王銘琬九段著『読みの地平線』、自信が持てなくなった時に読むことにしてるんだ。間違えてもいい、楽しめばいい。メイエン先生(王九段)はスランプでどん底にいた私を救ってくれた恩人なの。
つる:先生は楽しむ天才だもんね。
りん:どんなに真剣でも決して深刻にならないのよ。自分が楽しんで周りを笑わせることを忘れない。私の理想です。
つる:棋風も先生の人柄通りだよね。ピュアで自由でスケールが大きい。

第56回:疾風勁草/三谷哲也八段
★疾風勁草(しっぷう・けいそう):逆境や不運に見舞われた時にこそ、その人の真の強さがわかるというたとえ。

つる:てっちゃん(三谷哲也八段)は真面目で一途な気持ちのいい人だよね。一昨年、悪性リンパ腫になって休場すると聞いた時は本当にショックだったな。
りん:今は幸い治療が上手くいって、安定してるみたいだけど。
つる:てっちゃん、復帰してから強くない?大変な試練があって体力的にも苦しいこととかあると思うんだよね。なのに着実に実績を上げてるでしょ。
りん:しかも、明るいよね。いつも前向き、さわやか。本当に芯が強い人だと思う。
    (週刊碁より抜粋)

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木部夏生さんは少年少女囲碁大会の頃、「ナッキー」と呼ばれてと思いますが、今は「べっきー」ですか。
ユーチューブ動画は真面目に見てませんが、多くのファンがいるんですね。棋戦での活躍も期待しています。

王銘琬九段の『読みの地平線』、本棚にありました。ツンドク状態で申し訳ない・・・。
テレビでの解説は本当に面白い。もっと出てほしいですね。

三谷哲也八段は群馬県のイベントで多く登場し、普及に尽力されています。
あのマジメさを県内の生徒も見習ってほしい・・・。

三谷八段、木部三段は群馬県出身の棋士。二人とも病気で苦しんだ時期もありますが、子供たちの期待を背負って頑張ってほしいですね。

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