藤沢里菜女流本因坊(24)に上野愛咲美女流立葵杯(20)が挑戦する第41期女流本因坊戦5番勝負の第1局は10月4日、岩手県花巻市の佳松園で打たれ、藤沢女流本因坊が黒番中押し勝ちし、先勝した。
藤沢女流本因坊は3期連続6度目のタイトルが懸かり、上野女流立葵杯は前々期、奪われたタイトルの奪還を目指す。第2局は10月23日、秋田県能代市の旧料亭金勇で行われる。
(共同通信HPより抜粋)
「藤沢、防衛へ好発進」 「上野、僅かに届かず」
(週刊碁見出しより)
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初戦を制した藤沢女流本因坊、中盤の絶妙手からリード守り切りました。
敗れた上野女流立葵杯、楽観派が仇になったかも・・・。
両者、これまでのタイトル戦は9度(藤沢6勝、上野3勝)。現在のタイトルは藤沢2冠(女流本因坊・女流名人)、上野4冠(女流立葵杯・女流棋聖・若鯉戦・SENKO CUP)。
ツートップの争いは続きそうですが女流の場合、ライバル意識は薄いように感じますね。
今回の対局地は岩手県花巻市の花巻温泉「佳松園」。女流本因坊戦は20年連続、20回目の開催とのことです。
高校野球の甲子園と同様、女流棋士にとっては目標の対局地でしょうね。
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