日本棋院は依田紀基九段に対して6ヵ月間の「対局停止」処分を決めました。
いろいろと対立はあったようですが、不愉快なニュースですね。
どちらも「自分(自分たち)は正しい」と思っての行動でしょうが、不毛な対立・・・。譲るとこは譲って「落としどころ」を模索してほしいものです。
対立感情の中での活動は、世間から疎まれていきます。
依田九段は「最後の無頼派」と評されていますが、無頼派といえば故藤沢秀行名誉棋聖ですね。
日本棋院とは別の独自の段位免状を発行し、1999年に日本棋院から除名処分(2003年に復帰)。無頼派とはいえ、門下生も多く若手育成に尽力を果たしてきました。
世界棋戦で劣勢の日本囲碁界ですが、秀行先生の教え「強烈な努力」で復権してほしいですね。
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