天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

第61回NHK杯/首藤七段、快進撃

2014-02-27 21:22:20 | テレビ番組

4月から始まった「第61回NHK杯テレビ囲碁トーナメント」、準々決勝が3局が終わり、残り1局となりました。
準決勝に進出したのは、首藤瞬七段、高尾紳路九段、河野臨九段の3人、残り1局は「結城聡十段 VS 瀬戸大樹七段」です。

注目は首藤七段(32)ですね。1回戦の村川七段から、溝上八段、金八段、山下九段を破っての準決勝進出です。
これまで目立った活躍はなかったのですが、NHK杯を見るとどれも完勝に近い内容だったと思います。(ザル碁党の感想ですが・・・)

準々決勝では、力戦家の山下九段と真正面から殴り合っても力負けしませんでしたね。
NHK杯はほとんど秒読み(30秒)になりますが、首藤七段はどの手も30秒間近まで考えて打っています。
対戦相手も、この時間を目一杯使った着手にシビれたかも・・・

井山6冠は準々決勝で高尾九段に敗れました。十段戦挑戦者決勝でも高尾九段に苦杯を喫し、相性がどうも・・・
今期の台風の目になった余正麒七段(18)。小林覚九段、張栩九段と大敵を破り大物ぶりを発揮しましたが、3回戦で王メイエン九段に悔しい半目負け、残念でしたね。

今週の放送は「結城聡十段 VS 瀬戸大樹七段」。
結城九段はこのNHK杯、5年間で4度優勝と驚異的な成績を残しています。
イケメン棋士、瀬戸七段の苦戦が予想されますが、いかに・・・

コメント