第52回全日本女流アマ囲碁選手権大会が3月20日、21日の二日に渡って日本棋院市ヶ谷本院で開かれた。
決勝は飛田早紀さん(関東)と出口万里子さん(関東)の対局となり、飛田早紀さんが黒番5目半勝ちをおさめ初優勝した。
入賞者は以下のとおり
優勝:飛田早紀さん(関東)、準優勝:出口万里子さん(関東)、3位:小田彩子さん(シード)、4位:笹子理紗さん(関東)、5位:関根礼子さん(関東)、6位:大沢摩耶さん(シード)、7位:樋口奈緒子さん(関東)、8位:藤澤博子さん(岐阜)
(日本棋院HPより抜粋)
「盤上を駆け抜けた春疾風、飛田さん新女王」
(週刊碁見出しより)
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決勝戦に進んだ飛田さんと出口さんは、ともに十代でプロを目指しているそうです。
出口さんは先日のプロ試験で、藤沢里菜さんと同星ながら順位規定で涙を飲みましたね。
ベスト8の顔ぶれを見ると、東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏勢が1位~7位を占め、
8位にかろうじて岐阜県が入っています。
首都圏には囲碁環境が整っているということでしょうか。関西や地方の選手も頑張ってほしいところです。
最年長の竹之内さんは74歳。43歳で囲碁を始められたそうですが、中年以上の囲碁ファンに希望を与えてくれますね。
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群馬県代表の二人はいずれも初戦敗退、全国の壁は厚いようです。
また、風鈴会のメンバーは1回戦で勝利したものの、2回戦で敗退となりました。
「勝った負けたは時の運」全国大会での悔しさをバネに、レベルアップをはかって頂きたいと思います。