◆書籍紹介
・書籍名:キミオのおもろい詰碁道場
・発行所:日本棋院 ・著者:山田規三生
・発売日:2008年6月15日
■内容紹介
・実戦詰碁から難解詰碁まで87題
・山田九段のおもしろエッセイ50篇
・著名棋士の【ここだけの話】20篇、イニシャルトークでマニア度チェック!
先週、本書を探して見つからなかったのですが、駅に隣接した中規模の書店をのぞいたところありました。
囲碁コーナーのスペースは大型書店の2割程度なのになぜでしょう?不思議です。
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本書の詰碁問題はまだ1割ほどしか見てませんが、詰碁問題とは別に山田九段の「囲碁エッセイ」とクイズ形式の「イニシャルトーク」のコーナーあります。こちらの方はなぜかすぐに読み終わってしまいました。
20問のイニシャルトークは1問が分からず、19問正解。評価は「相当なツウとお見受けしました。関西の棋士や、若手棋士が、難問でしたか」ということでした。あまり自慢にもなりませんね。
間違った1問:「ナニワ名物は東大卒」
ボクの周りにいる大阪のオモロイ棋士たちも、紹介したいと思います。
ここで問題、東大卒の棋士は三人いますが、全員の名前を挙げられますか?
東京本院の石倉昇九段と、光永淳造五段、もうひとりは関西総本部のK・Kさんです。
東大を卒業後、九州大学の大学院を出た後に、棋士を志した異色のK・Kさん。数学科なので、四桁の掛算は、あっという間にできます。
ところが、碁の計算は、まったくダメ。ヨセも形勢判断もおおざっぱです。高等な数学と、碁の計算は別物でした。
でも詰碁には自信を持っています。図形には強いタイプなのでしょうか。