日本棋院の月刊誌「碁ワールド3月号」に出身地別の囲碁棋士の人数が載っていました。
棋士の人数が多いのは東京(80)、愛知(23)、神奈川(19)、大阪(19)の順。
棋士数ゼロは岩手、山形、富山、滋賀、和歌山、徳島、香川、愛媛の8県。
人口当たり棋士数の割合では東京、宮崎、佐賀、山口、沖縄の順で西高東低のようです。
ただし、上記は日本棋院のみで関西棋院は含まれていません。
そこで関西棋院を含めた数を調べてみました。
棋士の人数では東京(80)、大阪(52)、兵庫(30)、愛知(29)、神奈川(19)の順。
棋士数ゼロは岩手、山形、富山、滋賀、徳島の5県。
人口当たり棋士数の割合では香川、奈良、宮崎、東京の順になります。
地域の囲碁活性度は囲碁人口や大会の参加者数、全国大会での成績などでしょうが、盛んな地域からプロが誕生するのも事実だと思います。
◇ ◇
囲碁関連の統計をとる場合、日本棋院と関西棋院が分かれているのは不都合なことが多いようです。
過去のしがらみなど理由はあるのでしょうが、大多数の囲碁ファンは統一組織を望んでいるのではないでしょうか。