kenharuの日記

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甘い黒ニンニクの作り方?

2020-08-27 | 食べ物
1年分(10キロ)の黒ニンニク作りがようやく終わった。
最後となる5回目の釜出しで興味深い現象を発見した。
もしかしたら、黒ニンニクを甘くする方法を見つけたのかもしれない。

1~4回目の釜は完成(自分の基準)までの日数が13日で、このような色に仕上がっている。


ところが最後の5釜目は、完成までが11日で、黒っぽい仕上がりになった。


注目すべきは、最終ロットが前4回よりも明らかに甘く出来たということ。
1~4回は全く同じ日数で同じ仕上がりになったが、5回目だけは様子が違ったのである。

最終ロットを仕込むときに、コップ1/3ぐらいの水を加えたせいだと思う。
新聞紙でニンニク全体を包み、その上から水をかけて、新聞紙をびしょ濡れにしてスイッチを入れた。
釜底にも水が溜まった状態での熟成開始である。
数日後に釜を開いてみると、蒸気ムンムンで、蒸し器のような状態になっていた。
いつもなら、新聞紙はサラリと乾いた状態なのだが、しっとりと濡れた状態を持続していた。

9日目に開くと、ニンニクの外皮が黒ずんで、全体の眺めが黒い。
黒いけれどベチャベチャ状態ではなく、ちゃんと乾いているから皮も剥きやすい。
試食すると熟成の進みも明らかに早い。
そして11日目の今日、釜出しとなった。

乾燥不足で水分の多いニンニクを使うと、熟成の進みが遅れるし、黒くてベチャベチャした出来になる。
しかし、あとで外から加えた水分というのは、全く違う働きをするようである。
逆に熟成が早く進み、嬉しいことに甘みがあきらかに増した。
来年の黒ニンニク作りでは、これを再検証してみようと思っている。

参考→美味しい黒ニンニクの作り方


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