kenharuの日記

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人間ドッグの感染防止策

2022-03-02 | その他
今日は日帰り人間ドッグの受診日。
昨年に日本最大級のクラスターを発生させた医療グループの健診センターである。
苦い経験を活かした感染防止策がとられていた。

ソーシャルディスタンスとかアルコールとか、他でも見られるような対策は、それこそ「徹底して」行われている。
接触を減らそうというのか、検査ごとの個人名入力は、バーコートリーダーが備えてあって、客が名札をかざすだけで読み込まれるようになっていた。
マスクを外さなければならない検査場所には、そのマスクを入れる使い捨ての専用袋が置いてある。


内視鏡検査は、客がむせたり咳き込んだりするから、医師やスタッフにとって特に危険な作業なのだろう。
ボクは上半身を透明なアクリルボックスに突っ込んで、医師はアクリルの丸穴からファイバースコープを差し込んだ。
自分が汚染物質になったような気がした。
大きなポリ袋を渡され、「検査前後に使ったティッシュペーパーはポリ袋に入れて、最後に口を縛ってからクズカゴにに捨ててください」と言われた。

検査が終わり、専用レストランに入ると、すぐにスタッフが飛んできて手洗い場へ誘導する。
手洗いの自動石鹸器は、一度にすごい量の石鹸が出るから、気をつけてもタップリこぼしてしまう。
石鹸だらけにすれば、嫌でも丁寧に洗うことになると期待したのだろう。
レストランの座席は、ディスタンスをたっぷりとってあり、大きな細長いテーブルに2人しか座らせない。



家族だから構わないだろうと考え、カミさんと一緒に座ろうとしたら断わられた。
壁には「黙って食え」という意味の張り紙が何枚も掲示してある。
2人は遠く離れて座り、黙って食べた。

こんな具合で今日の人間ドックは印象深かった。
検査結果の詳細は後日になるが、今日の判明分では夫婦ともおおむね合格レベルだった。




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