kenharuの日記

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サケ釣りの初日

2011-08-31 | 旅行記
北海道では、春から夏にかけての鮭を時鮭と呼び、8月以降のサケをアキアジと呼んでいる。
時鮭はウロコが美しく輝く銀ジャケだ。
アキアジは、繁殖が近づくにつれて銀色が薄れ、表面が変色して鎧のようにゴワゴワしてくる。土地の人たちは、これを「ブナがかかる」と表現する。

今日の釣り場は、今月末までが釣りのチャンスである。
来月になると沿岸に定置網が張られ、サケたちは、釣り場に到着する以前に、一網打尽にされるからだ。

良く釣れるポイントを確保しようと、暗いうちに起き出して行ったのだが、既に遅かった。
漁港に入って来るサケには、通り道みたいなのがあって、食いの良い場所が決まっていて、そこを押さえないと沢山釣るのは難しい。
腕よりも場所で釣果が決まると言っていいだろう。

後手を踏んだので、やむなく、平凡な場所で頑張った。
朝食前にやっとのこと1本を釣り上げた。
体長74センチのオス。まだ銀ジャケ状態だ。

たった1回だけしか無かったアタリを、逃さずにモノに出来て良かった。

朝食をとってから、釣り上げたばかりの獲物を、宅急便で友人に送った。
釣り場に戻ると、釣り人が少なくなっている。
どうやら、出勤前の勤め人が多いようだ。
幸い、好ポイントの近くが空いてきたので、午前中も遊んでみることにした。

それから、昼までの2時間に5本をヒット。
うち3本をバラしたが、2本を釣り上げることが出来た。
日が高くなってからでも、好ポイントは釣れるのである。


大きなほうのサケは、半分ブナがかかっていて、自己ベストサイズの81センチ。
小さいほうはきれいな銀ジャケ。
ただ、惜しいことに両方ともオスだった。
2本を持って、カミさんに撮影してもらったが、重すぎて細腕が震えた。

クーラーボックスは持っていないし、車載冷蔵庫は小さい。
釣り上げた2本の処置が一仕事なので、今日の釣りはこれでやめざるを得ない。
早速、水場のあるキャンプ場に移動して、サケの始末にかかった。
1本はエラとワタを抜いてから、冷凍の宅急便で送り、あとの1本は3枚におろして、自家消費用の切り身にした。

魚をさばくと、身も心も魚臭くなったような気がする。
こんな気分には、温泉が効く。
近場の温泉に浸かって、きれいさっぱりと、リフレッシュした。
温泉帰りに、車窓から見えた蕎麦畑。


今日は面白かった。
さて、明日の釣りはどうしようか。
魚肉はもう要らないが、イクラが欲しいな・・・
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