kenharuの日記

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思わぬ方法でマスをゲット

2009-08-20 | 旅行記
早朝から4人でマス釣り。
釣り場の駐車スペースが狭いので、ウチのクルマに乗り合いで、カミさんに送ってもらった。

亭主が釣り遊びをしている間、女房たちはキャンプ場のクルマ(自宅)で留守番だ。
男どもは我儘なものだと思うが、リタイア後も「サラリーマンと専業主婦」時代の習慣を引きずっているのだろうか。
女房たちは長期滞在者の集まる駐車場で近所付き合いをしながら、それなりに楽しくやっているようだ。

今朝の釣りは不調で、成果はボクの1本だけ。
朝食の時間になったので道具を仕舞って、引き揚げにかかった。
4人とも毎日が日曜日だから、一日中頑張ったりはしない。

胴長の塩水を落とそうとして川の深みに入ったら、ひそんでいた数匹のマスが驚いて、海に向かって泳ぎ出し、河口付近の浅瀬を、水しぶきを上げながら這うように泳いでいった。
「そっちへ行ったよ!」
大声で叫ぶと、浅瀬に居たYさんが捕まえようとしたが、慌てて転倒。
マスと一緒に、浅瀬でバシャバシャやっている。
TさんとKさんが海側から走ってきたので、挟み撃ちにされた数匹のマスが、川と海の間を行ったりきたり。
大騒ぎだ。
そのうちにKさんが見事なキックで、60センチ超の大きなオス(写真の右)を陸上に蹴り出した。
さらに行き場を失った大きなメス(写真の左)が、自分から川を飛び出して上陸。
覚悟の投身自殺か。


思わぬ獲物に大喜びしたものの、興奮が冷めてみれば、川は禁漁だ。
「自分からオカに上がった奴は、単なる拾得物だから構わないだろう」
誰かが言ったら、みんなが頷いた。
「じゃあ蹴り出した奴はどうなる?」
これには名案が出ない。
もちろん川に返す気も無い。

迎えに来たカミさんが、この一部始終を見ていて、「悪ガキどもの水遊び」と大笑い。
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