怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

母のディサービス

2020-01-31 13:09:05 | 介護
新年になって、いよいよ母をディサービスに送り出すことに。
ディサービスという言葉に対して拒否感が強いので、1か所は習字をやるから習字の練習だよとごまかして、もう1か所は買い物とか調理にもできるだけ参加させるということなので給食会のお手伝いということにしました。
最初の日は、朝お迎えの30分前に行って、前日に話したように(実際には話していないのですが覚えていないので)今日は習字の練習日でお迎えが来るので早く支度をしなさいと言って、出かけるまでに着替えたり髪をといたりに30分以上かかるので考える余裕を与えずにせかして送り出しました。
出かける前にはさんざんブーを垂れていたのですが、行けば行ったで調子よく結構楽しんできたみたいで、送迎の職員に楽しかったですと愛想を振って帰ってきました。
でも何をしてきたと聞いても「忘れた」としか言わないし、今度はと聞いても「もう行かなくてもいい」という返事。
もう1か所のディサービスは自宅から歩いて10分もかからないほどなのですが、私が送り込むよりは迎えに来てもらうほうがすんなり行くかとお迎えに来てもらうことに。給食会のお手伝いということにしたのですが、私が区のやる事に協力しなければと言ったせいか「私がいい顔をするために何で行かなくてはいけないのか」とのたまうのでブチ切れそうに。ここで喧嘩をするといけないのでグッとこらえて送り出したのですが、お迎えに来た職員にはいい顔をしてさっさと車に乗り込むので余計腹が立つ。
ディサービスに行っている間は、鬼のいる間にこちらは掃除をして洗濯をしてとヘルパー役をしているのですが、帰ってきてもそのことはまったく気にしていないというか気が付いていないので、なんだかな~
それでも今のところ1月は毎週金曜日と隔週火曜日に休むことなくディサービスに行っているので一安心。この日も無事送り出すことができました。

でも私はディのお迎えの30分前に行って支度をさせ、午前中に掃除洗濯をして、帰りもその時間には家で待っていることにしているので、結構拘束時間が増えたみたいです。加えて朝食、夕食の食材の買い出しには週2回ほど一緒に行かざるを得ないので、楽隠居のはずが週4日は拘束されて自由時間はそんなにはないというのは大きな誤算。それぐらいの縛りがあったほうがいいという意見もありそうですが、孫の世話とか楽しげなことだといいのですが、これからどんどん悪化するしかないぼけ老人とは10分も話していると喧嘩になってしまう日々です。
母の今の人生とは何なんだろうと思う時もありますが、買い物に連れて行った時などついでにイートインコーナーでコーヒーを飲むのですが、コーヒーを飲みながら買ってきたシュークリームを幸せそうに食べて(母はまったく気にしていませんが脱税行為です)いる姿を見ていると「男はつらいよ」の次の場面を思い出して生きているんだからと納得しています。
満男「人間は、何のために生きているのかなあ」
寅「え?うーん、何と言うかな、ほら。ああ、生まれてきてよかったなって思うことが、何遍かあるじゃない。ねえ、そのために人間、生きてんじゃないのか」
こうやってぼやきを書いて何とか精神の安定を保っている今日この頃です。
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