怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

「双日」株主説明会に行ってきました。

2016-09-10 07:12:31 | Weblog
9月9日の2時から名古屋観光ホテルで総合商社「双日」の会社説明会があったので行ってきました。

1時30分開場でしたのでほぼ開場時間に行ったのですが、やっぱり平日の午後ということで年配の人が多いですね。私も同類項か。
受付を済ませると控室で飲み物も出るというので早速行ってアイスコーヒーを1杯。
机の上には資料とともに水とコップ、ペンが並んでいたのですが、全部にsojitzのロゴ入り。特注品でしょうから、そんなことにお金をかけなくてもいいのにと思うのですが。ちなみにコースターはさすがにホテルのものでした。

今回は社長と4人の役員が登壇して説明します。5人のうち東大卒は一人、社長は長崎大卒で早稲田も慶応もいないというのは「双日」だからか。三井物産とか三菱商事ではちょっと色合いが違うだろうな…
会場は500人の予定で観光ホテルの3階の大広間をすべて使って、ほぼ満員。
ところで双日はニチメンと日商岩井が2003年合併して2004年に双日となったのですが、5人は全員日商岩井出身です。
さて説明会は社長さんのあいさつの後、それぞれの部門を4人の役員が説明。
一通り聞いた感想はちょっときれいごとすぎるかなという感じ。
業績見通しは順調で2017年3月期の純利益予想は400億円。中期経営計画の600億円はちょっと厳しいかもですが自動車関連、航空関連など注力分野を中心に3年間で3000億円の投融資を行い50億円の収益貢献を見込んでいる。
人材育成では女性の登用を増やしていく。
エネルギー関連の個別事業ではLNG事業、それに新たな取り組みのヘリウム事業、誘導加熱式被膜除去技術の紹介がありました。
どうもリスク要因とか課題、見直すべきものについては説明がほとんどなかったのですが、こううまくいくのかちょっと割り引いて考えないといけないかも。配当性向は25%と言っているので600億の利益なら1.5倍になるので配当も12円?
質疑応答ではさすが株主としていたってまじめなレベルの高い質問でした。まず社長が総括的に答えて詳細はそれぞれの担当役員が、最後にまた社長がまとめなんですが、さすが社長は縦横無尽という感じの分かりやすい答弁ですが、役員は面白みない建前の専守防衛!の答弁。まあ、ここで社長を差し置いて口八丁の答弁したら社長は気分悪くするだろうな。
主なものは
・株価対策は?同業他社と比べて見劣りしている。何らかの優待は考えていないのか?
→株価には満足していない。業績を上げていくしかない。自社株買いよりは投資したい。長期の大口株主にはないか考えないといけないかな…
*こういう時にやたら株主優待を言う人がいるが、株主優待はある種のごまかし。本来はそんな原資があるのなら配当を増やすべきでしょう。でも株価対策としては結構有効なんですけどね。
・太陽光発電は本当に儲かるの?
→これから収益を上げていく予定。*でもこれは本当?最近売電価格が下げられているしこれから設置は苦しいのでは?
・中期計画は達成可能か?収益源は?→厳しいけど何とか頑張る。M&Aも考えないと。
・アメリカの自動車販売はこれから下向きになるのでは?
・エリアとして中国をどう思うか?
*どちらもちょっと外したような答えだったと思うのですが、一人1問で2の矢はないのでここまで。
ここで4時を過ぎたので時間切れ終了。
値上がりしたら売ろうかと思っている双日株ですが、もうしばらくは様子見でしょうか。
最後にお土産の「釜石鮭三選」が配られました。

美味しそうでしたが、家に帰って調べたら1000円でした。
貰っておいてなんですけど、もう少し気張ったものを出してもいいんじゃない。

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