下記の内容しかわからないので、正確なことは言えないが、子育ての前提として、そもそも万引きするような子供に育てた親がワルイだろうということだ。
万引きに関する動機は、大きく3つに分かれる。①お金が無く、どうしても欲しくてとった②お金はあるがゲーム感覚でとった③他人から強制されてとった、だ。病気の方は別だ。
子供の場合は①が圧倒的に多い。小遣いを計画的に使えない愚かな子や貧しい子に多い。しかしだ、小中学生が万引きする根本には、家庭教育になんらかのひずみがあるからだ。
それをわかるようなわからない言葉「愛情不足」というのだが、万引きした子の多くの親は、その愛情不足ということが理解できないのだ。
万引きするような子をつくらない家庭教育が大事なのだ。
まぁその意味で、尾木氏の「子どもが自立するには一定量の愛情が必要で、幼いうちはそれをたっぷり注いでほしい」は全くに正しい。
まぁ、莫迦、親にはその一定量がわからないのだ。
尾木ママ「万引きしても優しく声かけて」 「叱らない子育て論」がネットで論議に
J-CASTニュース 8月9日(金)19時21分配信
「万引きしても怒鳴らず、『どうしたの?』と優しく声をかけて」。尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さんが、福井市で行った講演でこう語ったと報じられ、ネット上で議論になっている。
尾木直樹さんは、学校が夏休みに入ってから全国各地で子育てなどのテーマで講演を続けている。福井市内で2013年7月31日に行われた講演では、「愛とロマンの子育てトーク」がテーマだった。
■「そこは叱れよ」「メリハリは必要」との声多く
その様子を報じた福井新聞によると、尾木さんは、ほめてあげることで自己肯定感が育つとする「叱らない子育て」の持論を披露した。そして、次のように呼びかけたそうだ。
「例えば万引きで捕まったときには褒められない。そんなときにも怒鳴らず、魔法の言葉『どうしたの?』を優しく声かけして」
尾木さんは、子どもが自立するには一定量の愛情が必要で、幼いうちはそれをたっぷり注いでほしいとも訴えた。
福井新聞の記事は、ネット上で次第に話題になり、尾木さんの考え方に疑問の声も上がるようになった。
万引きは犯罪だとして、「いやいや、そこは叱れよ」といった指摘が相次いだのだ。また、「悪いことを悪いとも思わない最近のDQNになるだけ」「それで社会に出て上司にちょっと叱られてすぐ辞めるっと…」などの意見もあり、「何事にもメリハリは必要じゃない?叱るときは叱る、誉めるときは誉める」との声が多かった。
もっとも、尾木さんを支持する声もあり、「頭ごなしに叱るのはダメだ、って事を尾木は言いたいんだろ」「怒るのは理由聞いてからでも遅くないだろうよ」といった書き込みがあった。
ところで、福井新聞の記事は、尾木直樹さんの発言について、一部を切り取ったものだ。実際の講演では、違うニュアンスで言っていた可能性がある。
尾木さんの著書「尾木ママの『叱らない』子育て論」を紹介したオールアバウトの2011年6月6日付記事によると、尾木さんは著書で、叱りたくなったら、深呼吸して、無理やりにでもほめることが大事だと説いた。子どもに聞くと、数%でも正しいところがある可能性があるからだという。
一方で、ベネッセ教育情報サイトの13年4月26日付インタビューで、尾木さんは、頭ごなしに怒るのと違い、叱ることには教育的視点があるとも述べている。ブログでも8月2日、子どもの叱り方として、「~しよう」「~だと助かる」などと具体的、希望的に言うことが大事と言っている。
とすると、尾木さんは、まず子供に万引きした理由を聞いて、その言い分を踏まえたうえで正しく諭すような叱り方をすべきと講演で言ったのかもしれない。尾木さんの事務所に取材すると、スケジュールがいっぱいで対応する時間がないとのことで話は聞けなかった。
なお、尾木さんが講演した福井市の会場は、福井新聞や尾木さんのブログによると、約2000人が訪れて超満員だった。3時間前から並ぶ人もいたという。尾木さんは、山形県や宮崎県などでも講演を行っており、7月23日の宮崎講演では、5階席まで満席で、約1300人も入場を断ったほどの人気だったそうだ。