2つ前の記事でリンクしたブログのオペラ紹介をよく見たら、レールモントフというヒトの詩(デーモン=悪魔)に曲をつけたものだった、レールモントフはプーシキンと同時代(19世紀前半)の詩人で早く亡くなったから作品少ないが「悪魔」は日本語訳も出てる(岩波文庫、ただし今は売ってないしプーシキンと違って青空にも入ってない)、皆川さんがご存知だったのはこちらという可能性もあり、いや絶対この本をお読みだったハズと考えるべきだろか、トレチャコフ美術館でヴルーベリの絵に会って「わ、あの詩がこの絵になったのか」だったのか、何かこっちの方が説得力ありさう(妄想としてな)
そっからこの詩がルビンシュタイン作曲のオペラになってる、え、ルビンシュタインってハイネの詩に曲をつけて、上田敏が日本語訳をつけたあのヒト?ってことになったのか、確かに短編集「蝶」は「冬の旅人」より後だもんね、ま、そんならそんでも別にかまわん(だからそれも妄想)
ルビンシュタインはそれほど知られてないわけでもない、私も一曲は知ってたし、これは聞けば多くのヒトが「あ、それ」というメロディだろうと思う、残念ながら途中までしか思い出せんのだが
今更だけど皆川さんのミステリ「倒立する塔の殺人」で小道具になってた「カラマーゾフ」の文庫、1冊というのが何とも不自然と思ったんだが、「悪魔」ならピッタシだったと思わない?いや、だったら「スペードの女王」でもいかんことはないか、わからんくなって来たのでとりあえずアップ・・・