ささら さや 価格:(税込) 発売日:2013-09-11 |
やっぱ乗り移る前には一言断った方がよいんじゃないのかね?
まずは旅館にて
彼「実はオレもう死んでるんです、お嫁さんには見えてません、晩飯が1人分だからって文句を言わないでください」
お夏(女将、富司純子の役)「なるほどそういうことね、言いませんよ、今だってモウロクしかけてると思われてるんだから」
(というやりとり実はあったけど略されてるとした方がお夏さんの行動にスジが通ると思う)
郵便配達に
「頼む、君の身体貸してくれ、オレ実は幽霊でみんなには見えてないんだ」
(たぶんこれもあったハズ、こう頼まれて断るヒトがいるとは・・・思う?私は思わんけど)
息子の帰りを待つ隣のオバハン(山野邊夫人)に
彼「あの、時々話しに来てもいいですか、幽霊は孤独なんです」
山「どうぞ、何もお手伝いしなくていいんですか、奥様に伝言とか」
彼「その時になったらお願いします、何せ一回きりなんで」
山「???」
(この時はとりつかない、さほどの緊急事態とは思われぬ上はっきり言って男手は不用だった)
誘拐犯人が現れたその時は断ってるヒマもなかったかもしれないが
彼「呼ばれたのはバンのハズですよ、何でセダンに乗って来るんですか、それも都内ナンバーの」
珠ちゃん(お節介な婆さん、藤田典子の役)「何でこのヒトがそんなこと知ってるんだろ?」
彼「ユウスケ君をどこへ連れてくつもりなの?」
犯人「病院ですが」
彼「どこの?鈴木さん(これもお節介な婆さん、波野久里子の役)が連絡してくれたとこじゃないわよね、あなたはそれがどこだか知らないもの」
珠「何でこのヒトがそんなことまで知ってるんだろ」
彼「そもお宅はユウスケ君が発熱したことをどうやって知ったのか、この家を盗聴してたからでしょう、手嶋さん(珠ちゃんのこと)、そこのヌイグルミを取ってちょーだい」
珠「あ、こ、これに盗聴器?でも何でお宅がそんなことまで知ってるの?」
彼「サヤさんもサヤさんです、こんな怪しい男を疑わないでどうしますか、そんなことで子供を守れますか、ホントに馬鹿ッサヤなんだから」
サヤ「あ、あなた・・・」
お夏「サヤさんお待たせ、ああ珠ちゃん、ユウ坊をどこへ連れてけばいいの?」
彼(犯人に)「ゲームオーバーだな、この盗聴器を持ってさっさと消えれば誘拐未遂は不問に付してやるぜ」
珠「キャ、キャラ変わってる・・・」
続き-サヤとユウスケ、二人の婆さんもいっしょに紹介された医院へ
医師「全く鈴木先生ってば子供が大熱だから診てくれってそれしか言わないんだもん、6ヶ月の赤ちゃんが初めての熱?若いお母さんはしかたないけど年寄りが雁首揃えて何騒いでるんだか、そんなん診なくてもわかる、チエ熱だよ、チエ熱」(今はこんな言葉使わんかも)
珠「でも私は昔、赤ちゃん亡くしてるから」(と続編で言っていた)
医「そっか、それは申し訳なかった、えっとお宅はお祖母さん?」
珠「いえ、隣の他人」
医「じゃ、そういうことでお大事に、時間外の初診で乳幼児・・・いくらになるのかな?」
サ「あの入院しなくていいんですか?」
医「必要ない、赤ちゃんは母親といるのが一番なの、それに何か頼もしい応援団が揃ってるじゃない」
サ「熱さましとか」
医「下げなくていい、子供は大人が思うほど熱を気にしてないんだ、3日経って下がらなかったらまた来てよ」
サ「み、みっかも・・・・?!」
医「そんなに驚かないの、ああ前途は多難っぽいなあ」
そういうこと、ものすごい重体みたいに書いてあったから私も騙されたけど実は誰でもかかる平凡な病気だったのでアル、にしても泣いてる赤ちゃんを1人でほっとくなんてそんな不人情な病院がホントにあるのかね?ありそうだからコワいけど
追記-そらもう元ネタのスリリングな展開の方が面白いに決まってる(これじゃ喫茶店のマスターがいいとこ見せれんくなっちゃうし)、だけどそのために子供を虐待同然の目に遭わせたり、もっと危険な状況に落としたりは許せん、肝心な時に親が子供を守れんなんてそんなストーリーを書く作者は許せん、私らの年代はそういうことに(つまり子供の危険に)若いヒトよりずっと感じやすいのかもしれないね
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます