明けましておめでとうございます、本年も何卒よろしく
「花闇」年末に丸善でゲト、主人公は澤村田之助、明治初年に壊疽で四肢を失って早世した伝説の女形・・・ということは知ってたが詳しい経歴は知らない(聞いてても忘れた)、最初何か既読っぽい印象を受けたが読み進んでも全く先が見えない、だよなあ、既読のわけがない、出だしと結末だけが短編になってたのをどっかで見たんだと思う
田之助の付き人だった三すじという役者が越後の田舎で田之助を名乗る若い役者を見つける、もちろんニセモノだが事情を聞けば健気なヤツ、がんばれよと言ってやる、そ、それできれいに完結してるのよね、さて本物の田之助はどんな役者だったかと言えば・・・・
本編は多くのヒトがレビしておられるから私ごときが付け足すことはほとんどない、壊疽の病状がいかにも酷くてどうも感染症っぽいけどこんなふうに進行することってあるんだろうか(あったんだわな)という印象が強すぎてあんまし他のことは考えられんのだ
同世代の団十郎、菊五郎、台本作者の新七その他の脇役陣がそれぞれ個性的に描かれてて歌舞伎を知らない私みたいな読者にも興味深い
というわけだがこの作者の作品には珍しくミステリにはなっていない、何せわりと最近のヒトで早くデビューして早く亡くなっちゃったのでナゾの部分がほとんどないのだ、それだけは期待するとガッカリかも(なんて言ってるの私だけだよな)
「花闇」年末に丸善でゲト、主人公は澤村田之助、明治初年に壊疽で四肢を失って早世した伝説の女形・・・ということは知ってたが詳しい経歴は知らない(聞いてても忘れた)、最初何か既読っぽい印象を受けたが読み進んでも全く先が見えない、だよなあ、既読のわけがない、出だしと結末だけが短編になってたのをどっかで見たんだと思う
田之助の付き人だった三すじという役者が越後の田舎で田之助を名乗る若い役者を見つける、もちろんニセモノだが事情を聞けば健気なヤツ、がんばれよと言ってやる、そ、それできれいに完結してるのよね、さて本物の田之助はどんな役者だったかと言えば・・・・
本編は多くのヒトがレビしておられるから私ごときが付け足すことはほとんどない、壊疽の病状がいかにも酷くてどうも感染症っぽいけどこんなふうに進行することってあるんだろうか(あったんだわな)という印象が強すぎてあんまし他のことは考えられんのだ
同世代の団十郎、菊五郎、台本作者の新七その他の脇役陣がそれぞれ個性的に描かれてて歌舞伎を知らない私みたいな読者にも興味深い
というわけだがこの作者の作品には珍しくミステリにはなっていない、何せわりと最近のヒトで早くデビューして早く亡くなっちゃったのでナゾの部分がほとんどないのだ、それだけは期待するとガッカリかも(なんて言ってるの私だけだよな)
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