ゴルディアスの結び目 (ハルキ文庫) 価格:¥ 720(税込) 発売日:1998-04 |
たぶん40年ぶりの再読、積読の山から掘り出したのだがもちろん昔自分が買ったもん(ハードカバー)であるわけはない、家人が買った(たぶん)古書である(徳間文庫1990ね)
岬にて-いろいろあって最初に戻る、それまで何があったのかいまいちよくわからない、故に記憶全く残らず・・・
表題作-少年少女の心にポルターガイストを起こすパワーなんかないよ、あるのはイタズラ心だけと今になればはっきり言える、このお話にはどんな意味でもリアリティないが故に今も小松作品最高評価(SFマガジンで)なんだろか、どーでもいーけどこのものすごい高密度物体ほっといたら地球の中心へどんどん沈んで行っちゃうんじゃない?もしそこでブラックホールと化した日には・・・・・というたったそんだけの想像力が小松さんになかったとは思えんのだが(いや絶対あった、近い将来地球は傷ついた女の子の心が作ったブラックホールに呑み込まれてなくなっちゃう、それもやってはいかんことをやってしまったアホな科学者のおかげで・・・と絶対そこまで考えてた、そうだ、そうに決まってる、さすが最後の戦中派!!)
すぺるむ・さぴえんすの冒険-読み始めた途端にラストを思い出した、ゴルディアスよりこっちを評価する若い子がいるのは当然(多数派じゃないらしいけど)、だがね、DNAは情報=文字列だけど生物じゃない(機械や家の設計図が本体じゃない、台本が映画じゃないのと同じこと)、地球が終ったのに生物は残るなんてそんなことハナからありえないと言える程度に私は生物を知ってるつもりなのだ、そんだけ
あなろぐ・らヴ-半熟卵とトーストうまさうだね、他には何も言うことない、何で私ってうまさうなもののことをこうもきれいすっぱり忘れちゃうのかなあ、不味さうなもののことなら・・・って、あ、やっぱし実際の記述は忘れてるか
追記-目の前にあるのは徳間文庫だが入手可能なハルキ文庫と収録作は同じ、ただハルキには御大本人による後書きがあるとか、それだけはちょっとうらやましい、そのためにあらためて買おうとは思わんけどさ
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