【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月15日 【杉浦日向子の江戸塾】 江戸のおしゃれ 25
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
TV番組で「OSO18」という巨大熊の話が放映されていました。
5歳の時に釧路湿原の牛を襲ってから、生涯60余頭も食したといいます。
ところが10歳になる前に、哀れな死に方をしたそうです。
死体を検査したところ、熊が一般的に食するドングリや果実などはほとんど食さない、牛やエゾシカなど肉食系の熊だったようです。
そのために、捕獲された時には、体力が落ち、抵抗もできずに射殺されてしまったそうです。
食事もバランスが重要なのですね。
ちなみに、解体された肉は、ある中国人が、足先を超高値で購入したり、ジビエレストラン等に、ブロック肉が数百万円で売られたりしたそうです。
江戸から学ぶことが多く、時々、江戸に関する書籍を手に取ります。
◆【杉浦日向子の江戸塾】 江戸のおしゃれ 25
江戸時代に庶民が着ている物は、江戸と上方はもちろんのこと、時代的に前期と後期でも大きく異なります。江戸の人が上方に旅をすると、例え着ている物を急いで着替えても、上方ですぐに「関東者」ということがバレバレです。
江戸では、享保年間(1716~1736)を境に変化をしました。それまではもっぱら上方の真似でしたが、享保以降は、着こなしも髪型も大きく変化をしました。化粧法もまたしかりです。
上方では着る物はきっちりと着つけをしましたが、江戸では、はだらしく着て前がはだけてしまいました。着物の仕立ても、打ち合わせが浅いことも一因です。女も懐手をすることが多く、胸もはだけてしまいます。
柄の好みも江戸と上方では異なりました。上方の女性はきれいな色が好きでした。それに比べて江戸の女性は、どちらかというと渋めの柄を好んだ用です。
「赤ぬける」という言葉があり、「赤なしで勝負する」という意味から江戸っ子は、「赤は身につけないぞ」と粋がり、「赤い色などを身につけなくても、色気が出るようにする」のが、江戸の風習です。
「垢ぬける」というのはここからきているようです。ただし「垢抜ける」という言葉は、もともとは「体を磨き込んで垢のない体にする」という意味です。
もちろん、女性にとっては、最後は赤が「決め色」です。「今日こそは・・・」という、ここ一番では赤い紅をさしたり、赤い下着をつけたりして挑みます。すなわち勝負のときのために、「赤」はとっておく、奥の手なのです。
赤は江戸時代の女性の決め色ですが、男性の決め色は紫です。紫の襟をチラッと出すのが、粋な男の身だしなみです。
着物姿の女性の赤い蹴出し(腰巻きの上に着る下着)がチラチラするのは、男性にはドキッとすることがあるのではないでしょうか。残念ながら江戸の女性は赤ではなく、無地の袖や裾からチラッと見えるのは水色なのだそうです。ただし、その道の女性は赤を使います。
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杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
- ■【きょうの人】 1016 ■ 伊藤 博文 千円札の肖像画でおなじみ ■ 阿部 正弘 安政の改革 ■田中 久重 「東洋のエジソン」「からくり儀右衛門」、東芝の創業者
- ■【今日は何の日】 10月16日 世界食糧デー フードロスがなければ・・・
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆手洗いにも少し一手間をかけると健康を維持できます a15
汚れた手は、汚れが目に見えますので、それが落ちるまでは石鹸を用いて丁寧に洗うでしょう。
一方、細菌等の除去には、薬用石鹸を用いる人が多いと思います。
近年は、液体石鹸で、中には界面活性剤が効果的な、泡が出てくるタイプが増えています。
薬用石鹸ですので、細菌を殺す効果はありますが、すべてを瞬時に殺菌できるわけではありません。
そのために流水で、少々時間をかけて洗い流すと効果的だそうです。
最低30秒は流水で、石鹸分がなくなっても手を擦りながら洗うと細菌が流れて行きます。
手を洗うときには、手のひらや甲だけではなく、手首の上5cm位までは洗う必要があります。
指の付け根や爪の間などには、汚れや細菌がありますので、その部分もキチンと洗いましょう。
それでも細菌を完全に除去することは難しいですので、手洗い後、アルコールで除菌をする人が多くなってきました。
健康は、ちょっとした一手間で保つことができることが解りますね。
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
- ◆【経営コンサルタントの独り言】 手洗いにも少し一手間をかけると健康を維持できます a15
- 【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月14日 2章 ウォーキングの方法
- ■【きょうの人】 1015 ■ 新渡戸稲造 五千円札で知られる国際通 ■ 良源(元三大師) 比叡山延暦寺の中興の祖 ■ ニーチェ 実存主義の代表的な思想家
- ■【今日は何の日】 10月15日 世界手洗いの日 理科の実験と石鹸 ■ 大谷本廟龍谷会
- ◆【経営コンサルタントの独り言】 「心で経営」という面白いことをいう経営コンサルタント 1014
- ■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する22 会話に溶け込めない人に対する救いの手 Ab22
- 【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月13日 ブログ紹介【今日は何の日】 毎日お届け
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