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経営コンサルタントへの道

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■【日本庭園を知って楽しむ】5-07 自然風景式庭園 荒磯(ありそ)と州浜(すはま) 

2025-02-14 17:41:27 | 【カシャリ!一人旅】 日本庭園を知る

  ■【日本庭園を知って楽しむ】5-07 自然風景式庭園 荒磯(ありそ)と州浜(すはま)     

 

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

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 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

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■■5 庭園を見る視点・要素 自然風景式庭園
 庭園を鑑賞するにあたり、庭園を構成するものが、どの様な意味合いを持つのかを知っているのと、そうでないのとでは、鑑賞の度合いが大きく異なります。
 ここでは、自然風景式庭園を構成するものについて、その鑑賞のための基本的な知識を持っておきたいと考えます。

5-07 荒磯(ありそ)と州浜(すはま) 
 日本庭園では自然の景を写すことが重要なテーマで、既述の通り、池泉は海の風景を理想として、それを模しています。作庭記には、池を海のようにするには、まず荒磯のように石を立てるべきであると記述されています。
 浄土式庭園を見ますと毛越寺の大泉池に海辺の景色が写されているのがよく知られています。書院造系庭園としては、桂離宮庭園の松琴亭前に荒磯に似せた石組みが見られます。
 荒磯と共に、海に見立てるためには「州浜(すはま、洲浜とも表記する)」をはずせません。日本各地の海や海岸線を模した池泉がつくられました。その際に、砂浜を表すために用いた手法が洲浜です。玉石をなだらかに敷き詰め、潮が引いて現れた浜を模しています。毛越寺の州浜は、荒磯と共によく知られています。
 「桂離宮」では、州浜の岬がつくられ、先端に「岬灯籠」が立てられています。「仙洞御所(せんとうごしょ)」でも、繊細ながらも、伸びやかな州浜が見られます。

 



                                

桂離宮 荒磯・洲浜 2000



(【Wikipedia】、宮元健次氏、重森完途氏・コトバンクを参照して作成)

■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別    

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 ■ カシャリ! ひとり旅



ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


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