◆【経営四字熟語】01 拈華微笑・以心伝心 経営の視点で見ると別のものも見えてくる
四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくことが多々あります。
ところが、それだけではないのです。
四字熟語を「経営」という視点で見ますと、一般的な四字熟語とは異なる見え方をしてきます。
それをネタにしてあなたが他の人に話すと、尊敬の眼差しで見られるでしょう。
永年の経営コンサルタント歴の目で見ますと、経営に直結する示唆の多いことに気がつきました。
独断と偏見で、それを皆様にご紹介したいと思います。
拈華微笑(ねんげみしょう)・以心伝心(いしんでんしん) |
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「I love you.」というような表現を年代が高い日本人ほど、あまりしないですね。
拈華微笑とは、言葉を使わずに、以心伝心(いしんでんしん)、すなわち心から心へ伝えることを意味します。教外別伝(きょうげべつでん)とも類似した意味と聞いています。
日本人は、口に出さなくても自分の気持ちは相手に伝わると思い込んでいたため、アメリカ人を始め多くの外国人のように I love you. ということを言わない時代が続いて来ています。
ところが近年、日本人も拈華微笑が通じる人が少なくなって来ています。そのうちに、アメリカ人と同様に、一日に一回以上I love you.と言わないと離婚理由として正式に認められるようになるかもしれません。
有能な経営士・コンサルタントは、相手が何を考えているのか、読心術とまで行かなくても、ある程度雰囲気を読んで、それを別の方法で確認して、コンサルティングに活かすと言われています。拈華微笑は経営士・コンサルタントにとって必要な能力なのかもしれません。
では、その能力をどのようにして修得したらよいのでしょうか?
一つには、その様な経験の場数を踏むことだと思います。しかし、その様な場に遭遇することはそれほど多くはないでしょう。
(特)日本経営士協会では、ネット研修をいくつか実施していますが、そのうちの一つである「経営士塾」は、拈華微笑トレーニングの場の一つといえます。
経営士塾のコンセプトは、「40年余の経営コンサルタント歴の講師から感じ取る」です。「知識を修得する」のが多くのセミナーですが、ここでは知識修得よりは拈華微笑を大切にしています。
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