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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【一口情報】 人の心は何処まで読める?

2015-08-03 20:32:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【一口情報】 人の心は何処まで読める?

 NHKの室山哲也解説委員が、最新の研究を基に、相手の心をどこまで読めるのかということを解説していました。

 私は永年経営コンサルタント業をしていますが、相手の気持ちを読めると仕事がスムーズに行くことが多いことを痛感しています。

 相手の心を科学の力で読む研究は、読心術とは違うアプローチと思い、興味を持ちました。

◇1 どのように人の心を読むのか?

 科学の力で相手の心を読むには、眼の動きや声など、体の動きを科学的に観察し、そこから心の状態を読み取り、医療や心の研究に生かそうという技術を用います。

 私たちの心というは、体と密接な関連があることに着目しているのです。心拍、血圧、精神発汗、声の震えなどの形で心の状態が体に表れることを利用します。眼の動き、特に瞳孔の大きさから心を読む研究が進んでいます。

 モニターに色々な画像を出し、その時の表情(目、口元、眉毛などの角度)、視線、瞳孔の大きさで、対象に対する人間の心の状態を把握する仕組みです。

 モニターには、視線の方向と、注目度が丸の大きさで示されます。そのデータと表情解析のデータをリンクさせると「どのような気持ちで、どこに、どの程度注目しているか」を知ることができるのです。

 

◇2 人の心を読める精度

 それでは、科学的に人の心を読むという場合に、どの程度の精度があるのでしょうか?

 人の瞳孔の大きさは意識的に私たちは変えることはできないのだそうです。そのために瞳孔の大きさを利用しますと、かなりの精度で読むことが可能だと言います。

 すでに国内のメーカーの研究所や、心理学を研究する大学で20か所ほどが、このシステムを導入しています。

 この技術をどのような分野に応用できるのか、興味が湧いてきます。

 その一つが、商品やCMコンテンツの評価です。これらを消費者に見せて、その心理を調べることにより、そのデザインや表現をよりよいモノにすることが可能となります。

 さらに進みますと、例えば家事ロボットに組み込んで、掃除をしながら家族の心理を理解するロボットが開発されるかもしれません。

 車に導入してドライバーの心理状態を把握すれば、事故防止に利用できます。

 自販機の前に立ちますと、その人の心理や気分に応じた飲み物を推薦してくれる、お助け機能付き自動販売機が街角に立っているかもしれません。

 そこまで行くと「大きなお世話」お節介の度が過ぎると感ずる人もいるかもしれませんね。

 

◇3 人の心を読む応用事例

 人の心を科学的に読む技術の応用事例をいくつか紹介しましたが、脳科学の分野ですでに実験的に利用している応用事例を紹介しましょう。

 脳を直接解析して、心を解析する技術です。特に、寝ている間に見る夢を画像化することに成功し、これを応用しようというのです。

 人間が夢を見ている時の脳血流変化をfMRIという最新機械で測定し、夢の内容をあてるシステムが開発されました。

 被験者が起きている時に、たくさんの写真を見せておきます。脳血流変化のパターンデータをコンピュータにインプットします。

 被験者は脳波計をつけ、眠ります。脳血流変化のデータをとります。

 その後、同じ被験者が睡眠をとり、夢を見ている時の脳血流パターンを解析して、どのような種類の写真を見ている時のパターンに近いかをしらべて、その写真をモニターに映し出せば、大まかな夢の内容が分かるという仕組みです。

 コンピュータには、たくさんのデータが入力された後で、写真と脳血流の関係の法則性がすでに構築されています。

 被験者は、夢を見た直後に起こされ、データからつくられた画像と実際の夢を照合して、夢の内容が正しいかどうかを確認します。

 現状では、夢に出てくる物の、詳しい形や色までは、まだわからないが「男の人の顔」「女の人の顔」「車」「建物」など、カテゴリーレベルでは夢をあてることができるところまで来ています。

 今後、研究が進められれば、夢をオリジナルに画像化できる可能性もあります。開発が進めば、神経内科や精神科での治療やカウンセリングにも応用できることが期待されています。

 また、人間心理、夢の研究などの道具にもなっていくかもしれません。

 しかし、個人的な精神世界の研究ですからプライバシーの問題に触れます。きちんとしたルールを作り、倫理的問題をクリアしながら、健全な活用ができるようにしてほしいものです。


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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】8月2週 ウェブサイトへの取り組み 0803

2015-08-03 16:08:28 | 【専門業】 コンサルタント・士業成功術
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】8月2週 ウェブサイトへの取り組み 0803


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

  【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック
 

 8月2週 ウェブサイトへの取り組み 0803

■  一年の計をクリティカル・シンキングで取り組む 14-8-2-1

 経営コンサルタントに不可欠なスキルの一つとして、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。
 第四章は「一年の計をクリティカル・シンキングで取り組む」というタイトルである。半年以上も経ったこの時期に、いまさら一年の計もないが、自分自身を見直すためにも、これに取り組んでみようと思った。おそらくこれを体験することにより、クリティカル・シンキングを深めることができるような気がする。

 多くの人が、正月などに吟年はどんな年になるだろうか、今年をどう過こすべきなのだろうか」と「一年の計」を考えるでしょう。計画も、漠然としていては三日坊主で終つてしまいかねません。方向を決め、アクションプランにまで落とし込んでみる必要がありま義この章では、久利さんという30代男性のケースを通して、クリティカル・シンキングの実際の進め方を見てみましょう。

出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

 匠製本機械 ウェブサイト提案  14-8-2-2

 先日引き合いのあったアメリカの印刷機械販売会社I社から匠製本機械のURLについて問い合わせがあった。萩野専務に早速、ウェブサイト作成の提案をした。今日では、中小企業でもウェブサイトを持たないとビジネスができないし、海外とビジネスをしたければ英語版のサイトも必要である話をした。
 専務は直ぐに賛成してくれたので、ドメインを決めて、知人のコンサルタントにその登録依頼をすることにした。ドメイン名の候補としていろいろと出たが、橋上社長も交えて、とりあえず、下記の2点のいずれか可能な方で申請することにした。
  一案 http://www.takumi.co.jp/
  二案 http://www.takumiseihon.co.jp/

 旨くいかない新規顧客開拓  14-8-2-3

 JETROで入手した輸出に関心があるであろう企業にIP電話を使って売り込みを図った。何件か、空振りがあり、がっかりしたものの「百三つ」位の気持ちでやって見ろと自分に言い聞かせた。
 なかなかうまくいかない。「千三つ」でも良いじゃないかとふたたび言い聞かせる。旨くいかないというストレスと、五十件近い電話での疲労とから、虚無感に襲われてきた。
 良く考えてみると、ほとんどの企業が「多忙」を理由にあってくれないのである。以前、マーケティングの勉強で「DMは週半ばに着くように発送する」ということを学んだことを思い出した。週初めや週の終わり近く、日本であれば月末などは経営者・管理職は忙しいのでDMを読んでくれないと言うことである。
 知識として知っていながら、自分の行動面にそれが繋がらなかった自分に、経営コンサルタントであることを恥じた。
 
 
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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】7月5週 輸出用販促資料

2015-08-03 14:52:58 | 【専門業】 新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】7月5 輸出用販促資料


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 7月5週 輸出用販促資料 0727

■ クリティカル・シンキング 14-7-5-1

 経営コンサルタントに不可欠なスキルの一つとして、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。クリティカル・シンキングを進めるフレームワークの考え方、課題とコンセプトを明確にして全体像を描き、それをもとに分析・現状把握をして、仮説を立案し、検証する。仮説を立てるタイミングやアクションプランについて説かれている。
 この著者の「常識に固執するな」という精神は随所に見られる。おそらくこの本を手にした人の多くは、この著者の真意を理解できず、逆に、この著者の言いたいことを、常識に基づき否定するのではなかろうか。

    出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

 この著者は、関連書籍として、クリティカル・シンキングの応用篇、ロジカル・シンキングの入門編と応用篇と全4冊で、同じような発想で書かれいる。また、本書におけるクリティカル・シンキングそのものの考えも、経営コンサルタントとして経験から書かれているので、著者の言いたいことに百パーセント合意できなくても、参考とできる部分は非常に多いと思った。

■ 匠製本機械アメリカへ詳細資料送付 14-7-5-2

 先週、アメリカの印刷機械販売会社I社からの製本機械の売り込みに対して、匠製本機械として売り込みたい機種の絞り込みをし、その詳細資料をI社に送付することになっていた。萩野専務とメールで打合せの結果、英訳した資料にゴーサインが出たので、先方に送付した。

■ 匠製本機械 英文カタログゲラ原稿  14-7-5-3

 今週は、匠製本機械の仕事ばかりをしているような気がするほど、集中した。
 I社向けの製本機械資料作成を優先したので、あと少しで完成予定だ合った英文カタログのゲラチェックが遅れていた。
 I社向けの資料を作成していた中で、英文カタログ上でも修正したい部分が出てきた。その修正を萩野専務に提案すると、喜んでくれた。ふたりの信頼関係が強化されてきていることを感じ取れ、嬉しかったし、自信にも繋がった。



 経営コンサルタントに不可欠なスキルの一つとして、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。前回は、クリティカル・シンキングを進めるフレームワークの考え方、課題とコンセプトを明確にして全体像を描き、それをもとに分析・現状把握をして、仮説を立案し、検証するという手順まで学んだ。
 また、仮説を立てるタイミングによっては、無意識のうちに仮説に引き寄せられないようにする必要があることも学んだ。


◇3-5 意思決定とアクションプラン

 第一ステップの目標を達成するために、第ニステップで分析、ステップで仮決定した方向に基づき、何をすべきか、実行計画はどうするかなど、ここでは最終的な意思決定を行います。

出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム


 クリティカル・シンキングを進める場合には、一定の思いで進めると誤った結論を導くことになりかねないことを警鐘している。そのために、途中で再度全体を見直し、場合によるとスタート時点でのフレームワークから作り直すことも必要と説かれている。
 その作業によりムダも生じるかもしれないが、重要決定事項で判断ミスを犯さないためには、不可欠なことと思えるようになってきた。
 また、アクションプランは、PDCAの考え方からも不可欠であり、その進捗管理の重要性も説かれている。


■ JETROサイトで見込み客物色 14-7-4-2

 中小企業の中で、海外部門を持たない会社も多い。そのような会社のコンサルティングをすることができればと考え、JETROサイトを彷徨っていたら、海外への販売ルートを求めているという企業を発見した。
 埼玉にある某企業が、スマートフォンやiPad用のカバーを海外で販売したいが、その販路を探しているという。早速、電話でコンタクトをしたところ、まだ輸出実績は無いとのことで、訪問することにした。
 即日訪問と言うことで、先方も気を良くしたが、こちらがコンサルタントであることを明かすと態度が変わった。輸出業などの商社を探しているので、コンサルタントに固定的に顧問料を支払うだけの余裕はないという。
 クライアント獲得商談はそれで終わったが、「独占販売」をベースに考えた方が良い旨アドバイスをした。無料でのアドバイスをすることは、直接のメリットはないかもしれないが、その話が、どの様に回って、また自分にメリットが出て来るかもわからないが、情報を提供してあげることがコンサルタントの役目のような気がした。


■ ラスレステック社販売方式 14-7-4-3

 ラスレステック社社長から電話が会った。まだクライアントになっていないが、防錆塗料ベンチャー企業で、商社時代からの付き合いである。フランチャイズ方式での販売はどうかという売り込みがあったが、その販売方式はどうかということについて、私の意見を求めてきた。
 塗料という産業用消費財販売に、フランチャイズ形式の販売が使えないことはないだろうが、ピンと来ない旨を回答した。先方は、私のネガティブな反応にがっかりしたようである。
 「とはいえ、先方の話も聞いて、良さそうであれば話を進めることもあって良いのではないか」と回答すると、いつもの大きな声に戻った。


■ 匠製本機械アメリカ引き合い 14-7-4-4

 かねてより、アメリカの印刷機械販売会社であるI社に、匠製本機械の製本機械の売り込みをしていたが、先方から興味があるという返事が飛び込んだ。
 匠製本機械を訪問し、萩野専務にそのことを話すと大喜びで、社長室に私を連れ込んだ。まだ、引き合いの段階であるし、価格やPLにうるさいアメリカ市場での販売は容易ではない旨を伝えた。
 まだ、どの商品に興味を持っているのかわからないので、重点売り込み商品を選定して、多少詳しい資料を作って先方に送ることにした。詳しい資料は専務が一両日中に作成してくれるというので、その翻訳ができ次第、I社に送付することにした。


■ 匠製本機械 初めての顧問料 14-7-4-5

 匠製本機械で、萩野専務と打合せをしているときに、妻から電話が会った。仕事先に電話をしてくることは、あまりないことである。電話によると、匠製本機械から顧問料が振り込まれたというのである。
 初めての顧問料である。メールでもなく、電話で連絡してきた妻の思いやりが嬉しかった。直ぐに専務に礼を言い、社長にも礼を言いたいからと社長室にも行き、経理の井菅課長にもお礼を言った。
 始めて、顧問料を受け取った、と大声で叫びたかった。


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