版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

「決め事」のお話

2013-06-21 12:22:16 | その他 Other



まず すっかり遅くなってしまったお知らせ

札幌の市民ギャラリーで開催されている「全道美術協会展」



12日から始まっていました..... 明後日まです......

今年も審査等には出席できず 会員としての責任を果たせず 申し訳ない気持ちでいっぱいです。



そこで今回は 審査に関わるお話を少々

私は上記の「全道展」と「日本版画協会」の両美術団体に会員として所属しています。
そこでの審査は 
作品の入選・落選の決定 賞授与の判定 会友あるいは準会員の推薦 そして会員の推挙 等があって
会員の挙手などで多数決によって決められてゆきます。
今回は版画協会を例にお話します。

まず 作品の入・落は会員の過半数の支持を得たものは入選 そうでないものは落選
受賞や会友推薦も過半数獲得が条件で決められます。
多くの美術団体もほぼこのような「過半数以上獲得」が決定の条件ではないでしょうか。

ただ 団体の維持・運営の中心となる「会員推挙」は 三分の二 以上の現会員の賛成を得なければなりません。
会員決定の重要さは 団体全体の指向・質にも関わることなので
まず推薦人の作家講評から始まり 
作品の吟味はもとより これまでの作家活動・制作姿勢・人柄も考慮して決定されます。
時には会員同士で厳しい意見交換もあって かなり熱い論議が繰り返される時もあります。
会員になるにはこの様に大きな壁を越えなくてはならないので 推挙されたときは感慨ひとしおです。

こういった最重要事項決定に関しては「2/3以上が必要」の取り決めはやはり当然と云えば当然と思います。 

100人の評決者がいたとして 
「49対51」と「33対67」では否決された方の納得の度合いが大きく違いますし
「2/3以上」の取り決めでは 物事が先に進まない というならば
先に進めなくとも良いという決断と考えるべきでしょう。

何だか だんだん くどくなって 話も外れそうです.....
はずしてもいいんですが それはまた次回で


ここでちょっと気分を変えて
久しぶりに 最近の我が家の「卵料理」3点をご紹介



まず これは卵モツ(別名 キンカン)と玉コンニャク・竹の子の「丸々煮」薄口醤油仕立て




これは ニンニク醤油に豆腐と半熟卵を漬け込んだもの

上の1品と共にお酒の相性は抜群です。


もう1品


さて これは何だと思います?
こちら断面図



卵3個を紙コップに入れて レンジでチンしたものです。
味はまぁ そのまんま お遊びですな.....