ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

「皇室の安定」の実現(2)

2017年02月10日 19時23分09秒 | その他
 お気持ちのご表明以来、皇室への関心がとても深まっていて、関連する書籍の販売数も増えていると聞きます。

 誰しもが望む皇室の安定。仮にそうでなかったらどのような事態が起こるかを考えれば、皇室の安定が必要なことが一層明らかになると思います。

 と言う事で仮の話ながら畏れ多い記述が続きます。

 まず、国事行為を行なう天皇が居なかったらどのような事態が生じるかを想像して見ます。

 現行憲法で定める第一章各条の決まりが意味を成さなくなりますから、憲法や関連法規の改正が必要になり、恐らくかなりの混乱が生じます。国事行為は儀式的な意味合いの強いものとは言え、天皇が行なう事によって権威と言いますか威厳がもたらされます。従って国事行為を無くしてしまうととても納まりが悪くなると思います。

 皇室典範では女性皇族も摂政になる事ができますから、天皇が居る事が前提の摂政を天皇不在のまま置いて国事行為を行なって頂くための法改正も考えられます。女系の摂政を続ける事への保守派の反対もそれほど強くないと思いますが、今までのような国民の総意と言う点は薄れると思います。

 仮の仮の話としてさらに皇族も居なかったらどうなるか。どのように法改正するかは専門家が考える事ながら、私は国事行為を行なう主体はあった方がよいと思いますので、その場合は例えばドイツの大統領職のような実権の無い名誉職を新たに置くよう憲法で定める事が好ましいのではないかと思います。

 その大統領には外交儀礼上の役割も果たして貰うとよいと思います。しかし大統領ともなれば恐らく公選制になり、政治家の上がりポストになってしまう事が予想されますから、天皇のような政治的な中立性は薄れ、重みも無くなるような気がします。

 天皇皇后両陛下が行なわれている地方や災害地へのご訪問は、皇族や大統領が分担して行なう事にしたらと思います。しかし正直なところ、今までとは有難味が違って来ますね。


《コメントを下さる方々へのお願い》
 コメントを下さる方は、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さい。
 お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする