ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

手軽な低音楽器は

2017年02月24日 17時41分07秒 | フルート
 フルート属以外でフルートアンサンブルで手軽に使えそうな低音楽器は無いか考えて見ました。フルートアンサンブルはフルート属の楽器で完結すべきと言われればそれまでの話で、フルートアンサンブル初心者ゆえの発想。

 クラシック音楽で使われる管楽器にはそれぞれもっと低音の出る楽器もありますが、木管の低音楽器と言えばバスーン。フルートとも音色的に合うように思います。例えば、くるみ割り人形の「中国の踊り」はフルートのメロディーをバスーンとコントラバスが伴奏しています。欠点は楽器がかなり高価な事で、フルートで言えば某社の9金SR並み。吹けるようになるにはかなりの教習が必要で、これでは採用されないかな。

 低音のスタンダードはコントラバス。弦楽器のカルテットではチェロが用いられ、チェロでもコントラバスフルートの音域をカバーしますし、辛うじて背負って運べます。コントラバスやチェロの価格はピンキリながら楽器が20~30万円、弓は数万円から10万円くらいで買えますから、フルートの特殊管よりも割安。ただ値段はよいとして、いずれもアナログな楽器。正確な音程を取るにはそれなりの期間をかけて教習を経る必要があります。その意味でプロ、アマのフルート演奏者が取り組むにはハードルが高いかも。音色的にはフルートとマッチすると思います。

 弦楽器でも音程の心配の無い楽器はあります。マンドリン属最大のマンドチェロ(マンドセロとも言います。)で、鈴木バイオリンで10万円位のものを販売しています。音域、調弦はチェロと同じで、ただしギターのようなフレットがあるため、音程に苦労する事はありません。ピック使用なので弓で弾くより簡単。マンドリンよりも柔らかい音なので、トレモロでもフルートにマッチすると思います。

 なお、マンドリンアンサンブルの場合、マンドリン、マンドラ、マンドチェロまではマンドリン属の楽器を使い、伴奏用にはギターを使う習慣があります。マンドリン属だけでの完結にはこだわっていません。さらに人数の多い場合にはコントラバスも使います。

 クラシックの伝統的な楽器以外では、ピアニカ等の鍵盤ハーモニカで「バス」の文字のあるタイプならチェロ並みの低音を出す事ができます。音色的には多少違和感がありますが、ともかくも値段は上記のどの楽器よりも安価。検討に値するかも知れません。他にはミュージカルソーもありますが。



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