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今は南岸低気圧、昔は台湾坊主

2017年02月20日 20時08分14秒 | その他
 今頃の季節に太平洋側を移動して雪をもたらす低気圧を、最近では「南岸低気圧」と呼んでいます。

 「南岸低気圧」を最初に聞いたときは新しい考えが生まれたのかと思いましたが、何のことは無い高校で習った「台湾坊主」と同じとの事。

 当の低気圧が発生する場所が台湾付近が多いからこの名が付いたと習った記憶がありますが、台湾と坊主の組み合わせ、何かまずい点でもあるのでしょうか。

 まず台湾。多くの日本人は国を表す言葉と思って使いますが、二つの中国を認めない中国、その中国が言う事はすべて正しいと言う論理に盲従したのかも知れません。台湾についてはそれくらいしか思い浮かびませんね。おっと、盲従もNHK的には差し支えがあるかも。

 次に坊主。言うまでも無く仏教の僧の別名で、僧とくらべるとくだけたニュアンスがあるのは確か。生臭坊主とか葬式坊主のような言い方も聞いた事がありますから、持ち上げた表現とは言えないのかも知れません。

 坊主の「坊」は僧の居住する建物、「主」はあるじとかぬしを表すので、文字づらからは蔑称とは思えませんが、貴族の「貴」と徳川御三家にしか使わない敬称の「様」を合わせた貴様は芳しくない表現なので、坊主もいけないのかも知れません。

 もう一つ、坊主は髪の毛の無い事もニュアンス的に含みますから、様々な理由で髪の毛の無い人や薄い人への配慮もあろうかと思います。

 表現によって傷の付く人の無いよう配慮する事は大事と思いますが、学校で教えるような用語については、そのときどきで使用を差し控えたり、他の表現に言い替える事はなるべくやめて欲しいものと思います。正当に習った台湾坊主を使ったがために万一にも悪者扱いされては敵いません。


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