やる事が分からない、やりたい事が分からないという時って

最近、後期のセミナーがスタートして学生さんとの接点がまた広がってきました、
そこでの質問の多くが表題の「やる事が分からない」「やりたい事が分からない」という
内容なのですが、当の本人は悩んで困っているのでしょうが、相談を受けている私の立場
から見たら、悩みに見えないんです。

「やる事が分からない」ほどこれから打つ手がある、「やりたい事が分からない」ほど
これから可能性があると言う事なのですから。

大事なのはどんな状況に置かれても自分が「今」何をするかだけです。

先が見えない時に自分はどの様な行動を取るのか？　実はここが人に対する評価として
重要な点です、この人は困った時に苦しい時にどんな風に対処するのか？　考えて悩む
それは誰でもやっている事ですが、そこでどの様な「行動」をするのかがその人の個性
だと思います、何とかしよう、打開しよう、もっと良くしようという意欲や熱意を持ち
動かないと誰にもそれが伝わりませんし、自分自身にも経験という糧をもたらす事は
ありません、何事も試練だと思うのか、チャンスだと思うのかその捉え方が大事です。

動きを止めないように、藻掻き、試行錯誤する姿勢を問われていると言う事を意識して
何か動いてみて欲しいと思います。