まずはインプットしてしまう

先日のゼミ通信にコメント頂いたので少しお礼代わりに。

美大を卒業して、美術の先生、デザイン事務所を経て、編集・制作部門の仕事に
長く携わっていましたのでアイデアを考えたり企画を提出したりという経験は
積んできたつもりですがここで何が役に立ったかというと専門的な知識よりも
雑学や細々した豆知識的な事、ラーメン屋のアルバイトでの作業やノウハウの様な
雑多な知識と、それをつなぐインターフェース的なアンテナのような感性が大事

アイデアなんて何もない所から湧きだして来る物ではなく、今まで何か読んだ
見た、経験したと言う事が何かの刺激的な視点や観点を得て突拍子もない角度で
繋がったりするのがそれだと思うんです。

今、私が講演を色々な所でやるにあたっては本当に色々な本を手当たり次第に
多読しています、心理学にも嵌り、脳科学が面白いと思ったら茂木さんの本も
全て読み、催眠術や、仏教書まで読んだりしています、基本は一日１冊！
日経サイエンスなんて本も定期購読してますが、全て役に立つかなと言うより

「面白そう！」と思える事は何か潜んでるんじゃないかなと言う興味本位です。
楽しいという意識、気持ちがポジティブでないと同じ情報を見ても反応しないと
考えてますので、そんな目で活字を追ってます。

使えるかどうか？　よりもこれは面白いを脳の中に入れて置いて熟成を待つ感じ
熟成しすぎてとんでもない状態になったり、蒸発したりする事も多いですが

何かの拍子に繋がったとき、「Aha体験！」これが気持ちいいからやってますね。