「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

20数年のタイムラグを経て感じる親のありがたみ

2009年09月15日 | Weblog
昨日、母校の大阪芸大でガイダンスの打ち合せなどをした後、直帰だったので
帰って原稿を書こうと思っていたがふと実家のある松原の駅で途中下車して、
少し実家に寄ってみようと思った。

駅から歩いて約10分程の道は、車で来る時には通らない中学の時の通学路、
少し狭くなった感じと昔からの家並み、空き家になった所や庭に雑草が生い茂る所
シャッターの閉まった店、マンションに変わった畑、郷愁に駆られるのと同時に、
既に自分の住む街ではないという想いも立ちこめてきます、途中の西除川をまたぐ
橋の上からは相変わらずイシガメがゆったりと姿を見せていました。

元気そうな両親の姿に安堵すると、此処に来た一つの理由としてさっき母校に寄り
自分の子供がもうすぐ大学受験を控えたこの時期に、自分が大学生の時にこの両親
は一生懸命になって通わせてくれたという想いが湧き上がって来て少し感謝の気持
ちを伝えたかったのと、あの時にどんな想いだったのか少し聞きたかった

そこで聞いたのが「必死やったから覚えてないな」って深い言葉でした

その時に、自分もそんな事を経験する時期であり覚悟を決めて動かないといけない
そんな想いに身が引き締まる気がしました。

親父が駅で別れる時に、「また来いよ」と言った声は小学校の時に一緒に遊びに
言った時の懐かしい響きがあって、この歳になっても未だに変わらぬ愛情に触れて
何だか胸が熱くなりました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。