「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

エントリーシートの添削指導をしていて思うこと vol.2

2010年01月23日 | Weblog
エントリーシートの添削指導、書き方的な指導、面接との関わりから表現方法まで、
月曜日に京都大学~和歌山~岡山~愛媛~京都に戻ってと、先週は本当に色々な所で講義を
してきました。そこで出てくる質問に少し物足りなさと言うか何か昔にこんな感覚を感じた
事があったなと変な感覚が有ったのですが今日目覚めた時に思い出しました。

中学校で美術の先生をしてた頃、生徒がお互いのデッサンを書いている時に服のシワとか
柄・模様、髪型、等の細部の「ディテール」にはこだわるのですが肝心の人の姿、骨格や
大きな体の動きが意識されていないのでその人らしくと言うより「人間」として見えない
つまり全体の形を表現するという基本の「コンセプト」から外れてしまっている。

「何で腕の動きよりもこのシワの方が大きく描いているの?」って良く聞きました。

何でそんなことを思い出したのかと言えば、ESを書く時に自分の何を伝えたいかという
肝心な事よりも、「です、ます」か「~だ」どちらで書いた方が良いでしょうか?
「見出しをつけて、箇条書き」の方が良いですか? 文字には色つけた方が良いのですか?
アンダーラインを引いて強調した方が良いですか? ・・・etc

まずはそんな事よりも「何が伝えたいのか骨子・コンセプト」を明確にするのが肝心。

それが有って次に「表現としてのディテール」があると思うのです、その優先順位が
逆になっては意味がないと私は思います。そしてその二つが上手く作用し相乗効果が
出てこそ本当に良い「自己表現」になると思うんです、バランスですよね。

でも基本の軸を迷っていたり、デッサンが狂っていたりしていたら仕上がりはどうでしょう
そこは幾度となく「軸」を作るために書き込んでゆく時期も大事です。

そして書き込んで自分らしい形に少しずつ「軸」を大事にしながらも自分が表現したい
方向へと形を変えて行くのも大事です、でも軸も出来ていないのに簡単に表面的な表現に
走るのではなく、滲み出て来る様にして欲しいなと思います。


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