出張の際に持って行く本のチョイスで、なぜか久々に小林秀雄の「考えるヒント」を
持って出て、読んでいた時に評論文として感心したものがあった。
それはヨットの堀江さんが書いた「太平洋ひとりぼっち」の事を取り上げていたのだが
そこで小林秀雄は面白い視点を示していた。マスコミ各社のメディアが太平洋横断に
際して何千回もその目的や意義について質問をしていたけど、それはヨットが好きなら
少しでも遠くに行きたいというのはごく自然な事ではないか? なぜ堀江さんの「若さ」
という無限の可能性を広げた点に着目しないのか、それはどうでも良い事なのかという
とてもシンプルな論点をついた評論だった。
これは見た時に本当に自分も改めようと思った、就活でついついそんな事を思いがちで
自分の若かった頃を思い出しても若かった頃はそうだったとも思う。
昨日、大阪大学で相談を受けていた時に終始泣き通しだった学生の不安や悩みに直に
接した時にこの「若さ」というものに改めて触れた気がしたし、それを導くなんて
大それた事は思ってないが、人生の先輩としては受け止めてあげないといけないという
そんな気持ちを新たにしました。
やはり偉人というのはすごいですね。
持って出て、読んでいた時に評論文として感心したものがあった。
それはヨットの堀江さんが書いた「太平洋ひとりぼっち」の事を取り上げていたのだが
そこで小林秀雄は面白い視点を示していた。マスコミ各社のメディアが太平洋横断に
際して何千回もその目的や意義について質問をしていたけど、それはヨットが好きなら
少しでも遠くに行きたいというのはごく自然な事ではないか? なぜ堀江さんの「若さ」
という無限の可能性を広げた点に着目しないのか、それはどうでも良い事なのかという
とてもシンプルな論点をついた評論だった。
これは見た時に本当に自分も改めようと思った、就活でついついそんな事を思いがちで
自分の若かった頃を思い出しても若かった頃はそうだったとも思う。
昨日、大阪大学で相談を受けていた時に終始泣き通しだった学生の不安や悩みに直に
接した時にこの「若さ」というものに改めて触れた気がしたし、それを導くなんて
大それた事は思ってないが、人生の先輩としては受け止めてあげないといけないという
そんな気持ちを新たにしました。
やはり偉人というのはすごいですね。