「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

「天国」と「地獄」は同じものかも知れない?

2009年08月17日 | Weblog
来年、受験を控えている高校3年生の長男が、勉強に疲れると仕事をしている
私の周りでちょっかいを出しながら気分転換をして行くので、迷惑な奴だが
結構、高校生の視点というのは新鮮で面白いなとも思いながら話をしている。

基本的に親が高校時代在籍していた学校よりも進学校に通っている状態でもあり
私は完璧に文系、それも芸術系だったので、奴と同じ時代のこの夏休みの時期には
受験勉強で一生懸命デッサンをしてたから、理系に進む奴とは全く勉強が違う。

奴は数学のややこしい問題に向合って過ごす時間にやりがいを感じて一生懸命に
数字と向合う時間が楽しいのかも知れない、難しいと言いながら楽しそうだ。

そんな奴にはこっちがデッサンで描いたもの、色彩構成や、立体造形などは答えが
曖昧で魅力を感じないのかも知れないが、私はこれに嵌っていたし案外夢中だった

そんな親子でも受験観が違うのが結構楽しいし、実際に私の父親は理系の機会畑、
工場長をしていたし、兄貴もそんな世界で頑張っている、でも自分はそんな事を
仕事にするイメージがまるで湧かなかったけど、親父が働いている姿は好きだった

先日、夢の中で自分が受験生になっていて、長男の様に塾に通い、数学の公式を
突きつけられて、明日までに理解して来いと言われた時に「恐怖感で飛び起きた」
本当にこれは辛いなと自分は感じているが、それも個々の感性なんですね。

世の中は真実や現実としての出来事は一つしかないと思いますが、それを見て
受け止め方や、感じ方、理解の仕方はそれこそ人の数ほどある訳です。

天国も地獄も、もしかしたら同じものがあるだけで、人がどっちから見るかだけの
違いかも知れません、お釈迦様は「生きると言うのは辛い事」だと言ったのは
そんな同じモノを見るのだから、辛いと言ってた方が案外良いところが見えるから
そういったのかも知れない。

今更、数学に情熱を傾けるのは無理かもしれないが、数理的な魅力は理解したいと
思うし、サイエンスは大好き、そんな包括的な事が好きだからこそ活かせる事が
実は仕事なのかも知れないなと思うと、仕事も「天国も地獄」は紙一重ですよね。

地獄でもほめられたり成果が出ると、それが天国かもと思うと妙に納得です。



差がつくのは、地道にやった事が身につく時

2009年08月17日 | Weblog
朝、電車の空席がまだまだ目立つ感じがして本格的な仕事モードには程遠い気が
しますが、そろそろインターンシップを始めとする様々な事が動き出す時期です

でも、過去に経験した受験も同じだと思いますが、やり始めて直ぐに結果が出る事
なんてのは、やれば誰でも成果が出る仕事ですからとっかかりさえすれば良かった
出足の早い人が、成果を出すだけの話です。

でも仕事としての成果を出す人は「身につける」事が出来る人だと思いますし
辛い繰り返しの反復練習が出来る人は、周りからも信頼を得られるので信頼される
大事な資質だと言えます。

夏休みの様に、大学の授業などの制約を受けない自分の判断で行動を選択出来る
そんな時間を如何に過ごしていますか?

ここで「やりたかった事」を選択して実行している筈なのですが、それが自分の
自己PRにも明記してある事に基づいて行動されているのかどうかを今一度確認して
見直しをしてみて下さい。

同じ、遊ぶにしても何かを意識して行動すると自発的な行動ですから「身に付く」
訳です、自発的な意欲に触発された行動は自身の行動特性に大きな影響を与えて
学ぶものが多いのです、建築家が神社仏閣を見て回り、古の技に触れることも学び
和菓子職人が花の絵を描くのも仕事に活かされます。

自分の時間を大きなベクトルに添って身に付くように行動してゆく事、それは必ず
同じ方向性を示すものだけではなく、活かせれば全て役に立つことです。

成功しても、失敗しても経験を積む事で得られる感覚こそ自分の大事な感性になる
折角の夏休みの時間を、失敗する位の困難な事に向合って鍛えて欲しいと思います

こんな時間は今しか無いと思う事が大事です、この意識が差をつけると思います。

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