8月1日の朝日新聞に超対称性粒子があるかに素粒子学会の関心が移っているとの報道があった。
これは昨年のヒッグス粒子の発見から1年を経ったので、7月末にヨーロッパで物理学会があったという。
まだヒッグス粒子の詳細な性質がわかっているわけではないので、その性質を精査することと次の目標は超対称性粒子の存在に関心が移ってきたということらしい。
その記事の下に南部陽一郎さんが大阪大学で講演をして、個人的見解として「超対称性粒子はないと思う」と述べたと書かれていた。
南部さんは大阪大学の特別栄誉教授をされているので、毎年大阪大学に研究に来られるらしい。この碩学の予言があたるのかそれとも人間が考えた可能性の一つである、超対称性粒子が自然界で実現しているのか。ハラハラする時代ではある。
超対称性粒子については実験的にはなかなか困難な局面に来ているようであり、実験的な検証もなかなか難しそうである。おそらくは私の生きているうちには答えは出て来ないだろう。
コメント有難うございます。
個人的にはあまり超対称性粒子はあまりに人為的にすぎるような感じがしていましたが、Nakanshi先生の反対は理由があるということですね。
これからもコメントがこのような分野についてありましたら、またお願いします。