物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

Heisenbergの生き方

2017-03-31 13:27:28 | 日記

先日、『部分と全体』というHeisenbergの自伝ついてちょっと述べたが、その後で80回目の雑談会があったので、そこでHeisenbergはガンにかかったが、治療を断って痛み止めの薬の投与だけを受けたと話した。これは単にHeisenbergの共同研究者であった、山崎和夫さんの追悼文からの知識である。

なんでも議論するときに、そういったちょっとした知識を添えることが議論を深めるような気がしている。そういえば、最近読んだ『窮理』6号で朝永振一郎さんの子どもの淳さんが自分も父と同じガンにかかったが、早期発見で治癒して、父とほぼ同じ年になったと書いていた。

だから、Heisenbergは亡くなったのは1976年で、朝永振一郎さんは1979年になくなっているのだが、それからの医学の進歩は目覚ましい。私も母が亡くなった74歳をもう数年は過ぎた。だから、長生きができる時代に入っていることは確かである。

 


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