物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

山本義隆氏の本

2005-05-28 14:15:29 | 日記・エッセイ・コラム
昨日久しぶりに市内の本屋を何軒か回った。こんなことはもう何十年かしたことがなかったと思う。回ってみて地方都市の書店の貧弱さを再認識した。ちょっと専門的な本はおいてない。

山本義隆著『古典力学の形成』(日本評論社)を探したのだが、なかった。注文をしなくてはならないだろう。山本義隆氏にはもう何十年も会っていないが、昔の知り合いである。いまゴルドスタインの『古典力学』第3版(吉岡書店)を友人と訳しているのだが、それのために必要かと思っている。

山本氏の本はどれも長々として詳しくいままで読む暇もなかった。これからは読む機会があるかと思う。私はある人に関心をもつとその人の著書を集めたくなるという癖がある。これからはちょっと山本義隆氏の本を集めるようになるかもしれない。

現在までのところは武谷三男の著作を集めている。彼が書いた、または、寄稿した本は180冊を超えるが、130数冊を集めた。もっとも妻とか子供とかに言わせると私の死後には始末に困ると苦情をいわれている。

(2024.1.30付記)そういう蔵書を基にして「武谷三男博士の著作目録」(「素粒子論研究」電子版)を編集した。




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