物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

24 sur 24

2024-10-08 09:23:41 | 本と雑誌
24 sur 24はフランス語である。ヴァントキャトル スウル ヴァントキャトルと発音する。(フランス語の堪能な人はカタカナ発音を無視してください)。

いま辞書を引いてみたら、vingt-quatre heures sur vingt-quatre(直訳すれば24時間の上に24時間)と辞書にもあった。四六時中と訳があったが、いわゆる「24時間営業の」という意味である。

日本ではコンビニは24時間営業が普通である。だが、私自身はコンビニも23時まで営業をして、翌朝は6時営業開始にした方がいいという考えである。

ヨーロッパにいけば、お店は夜8時までくらいで閉めてしまうのが通例である。観光地でも日曜は観光の土産物店があからさまには営業をしていない。
日曜は開店不可の日だからである。最近は法律が変わっているかもしれないが。

もう半世紀ほど昔だが、ロマンチック街道の観光地であるローテンブルクを家族で訪れたことがある。私には2度目か3度目の訪問であった。日曜日だったかでお店はフルには戸を開けていなくて、戸を1/3くらい開けていた。いわゆる営業をしていない振りである。

もっともそこを戸を開けて入り何かおみやげの記念品を買った覚えがある。ローテンブルクの市門が写真に写った観光写真入りのターフェル(小さな板)である。いまでも自宅の書棚をカラフルなこのターフェルが飾られてある。

自宅の玄関にはこのときに買ったのではないが、元は銅版画だろうが、ローテンブルクの市街のパノラマ図の紙に印刷したものを提示している。

もっとも私の家を訪れた人で「これはいいですね」と言った人はまだ家を建てて50年以上になるのにそういってくれた人は皆無である。

普通の日本人はそういうものに無頓着でもある。ヨーロッパに憧れる人などいないのかもしれない。