物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

数学・物理通信14巻6号の発行

2024-10-10 12:48:58 | 数学
年をとってせっかちになったので、先ほど数学・物理通信14巻6号を発行した。

今朝もう一度再点検をしたら、2か所ほど小さな訂正をしたくなったが、それを無視して発行を強行した。

これは自分のあと生きられる時間と自分のしたい仕事との関係を重視する観点からそうしたのである。それで自分が十分に満足できないのはわかっているが、小さなことを修正したとしても誰もが気がつかないような些細なことである。

そのための時間を費やすことがいいのかどうかと考えてしまった。私も含めて人は無限に生きられるという勝手な幻想をもっている。

理性的に考えたらだれもそういうことはあり得ないことは重々承知しているのだが、あたかも無限に生きられるかの如く振る舞っている。他の方は知らないが、少なくとも私はそうであると気づいてしまった。

それを反省しなくてはならない。この考えが今私に起こっている。

メメントダルベリック

2024-10-10 10:11:23 | 本と雑誌
今朝、朝食を取ろうしたら、メメントダルベリックという語が頭に自然に浮かんできた。ところがそれがどこから来たのだったかわからない。

単に言葉だけが頭に浮かんできたのだ。そのとき、そう妻に言ったら、妻がスマホで即座にお得意の検索してくれた。どうしてこの語を私の頭に浮かんだのかもわかった。

今年の4月から始まって9月に終わったNHKラジオの姫田麻利子先生のフランス語初級講座でのもう一人先生がアルべリック・ドリブル先生で、この放送中のコメントがメメントダルベリックであった。

M’emento d'Alb'ericと綴る。Alb'ericはドリブル先生の名前である。ドイツ語ならVorname(姓ではない方の前の名前)である。d'Alb'ericのdは元はdeだが、直後に母音のAが来るためにd'となっている。

M’ementoだが、これはラテン語由来の言葉で「メモ」くらいの意味らしい。

私もM’emento moriとかいう語を何回かこれはフランス語講座ではないところで聞いたり、見たりしたことがある。これは「死を忘れるな」というような意味に使われていたような気がする。

というようなことで我が家の朝食時は盛り上がった。