三角関数の加法定理の導出には余弦法則がいる。
それで余弦法則をどうやって導くかということが重要になる。三角形の余弦法則はまともに導こうとすれば、結構面倒であろう。
これは余弦第1定理を経ないで、余弦第2定理を導こうとすればという意味である。もし余弦第1定理を経ることを許せば、第2定理を得ることはそれほど難しくはないかもしれない。
私の一番のお勧めは実は、ベクトルの内積から余弦第2定理を得る方法だが、これは高校生には勧められないかもしれない。しかし、昔の高校数学の学習参考書でこれを使っているのを最近見つけた。
しかし、一般にはどうすればいいのだろうか。