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物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

「エントロピーのめがね」3

2018-05-25 12:57:01 | 物理学

戸田盛和先生の『エントロピーのメガネ』(岩波書店)の第3章をいま読んでいるのだが、これは竹内淳さんの『高校数学で分かるボルツマンの原理』(講談社ブルーバックス)を読んだことが機縁になっている。

そういえば、熱力学や統計力学の解説として有名なのは朝永振一郎先生の『物理とは何だろうか』上巻、下巻(岩波新書)である。ところがこれが以前になかなか読めなかったという記憶がある。特に下巻が力作だというので有名である。だから、『エントロピーのめがね』を読み終わったら、再度『物理とは何だろうか』に挑戦してみたい。

まあ、『物理とは何だろうか』を読んだころはまだ大学で熱力学を教えた経験がなかったころでもある。その後、3年か4年だったが、熱力学を基礎教育課程で教えるという経験をもった。

それにムーアの『物理化学』(東京化学同人)を読んだりした。だからすこしづつ経験を積んでいると思う。


zust"andig

2018-05-25 12:35:17 | 日記

angeblichとともになかなか覚えられないドイツ語にzust"andigがある。意味は「権限(資格)のある」とか「担当の」とか「当該の」というような意味である。

これとよく似た語にanst"andigがある。こちらは「礼儀正しい」とか「満足のいく」とかある。例として Sie ist einfach, aber anst"andig gekleidet. (彼女は質素だが、品がよい)とか、eine anst"andige Firma (ちゃんとした会社)だとかがある。

ein anst"andiger Preis(まずは適当な価格)とかある。こちらの方もあまり聞いたことがない。というか言葉を知らないと、たとえいつかその言葉を聞いたとしてもなかなかわからない。また頭に残らない。

外国語を聞き取ることがでときるというのはやはり語彙力だと思う。a

(2019.5.27付記) angeblichの意味を1年がたって忘れている。「自分がいうところでは」とか「自称の」とかいう意味ではなかったかと思う。これからちょっと辞書で確かめてみたい。今確かめてみると、辞書では「そう思われている」とか「表面上の」とかの訳も出ている。