物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

行列の積の定義は?

2018-05-14 11:56:25 | 数学

どこからきたのか。それをパッと答えることができる人はやはりなかな理解が深い人だと思う。

いつのことだったか忘れたが、行列の積をどうやって導入していたかを、私が行列というモノをはじめて知った、矢野健太郎『代数学と幾何学』(裳華房)で調べたら、これは

     線形変換を2回続けて行う

ことから導入がされていた。

ところがこれを大学ではじめて M 先生から教わったときには、3次元の線形変換を2回続けてする、という計算をされたと思うが、面倒なことをするものだと感じたから、物事がきちんとわかっていなかったということがわかる。

行列の積の導入がどうだったのかを疑問に思い出したのは行列の積を学んでから30年以上経ってからだというのは、やはりよっぽど私は「のんき坊主」であったということであろう。それよりももっとひどいのは、ベクトル代数のスカラ積とベクトル積の定義はそのまま覚えてしまって不思議とも何とも思わなかった。

もう人生が終わりそうになって、疑問に思い出して、「あれっ」と思うようになった。どれだけ私はバカなんだろうと思う。

ボイヤーの『数学の歴史」5(朝倉書店)でCayleyのところを読んだら、「2次元の線形変換を続けてする」ということで「行列の積の定義」を説明している。CayleyとかSylvesterらが数学に行列という概念を導入したと書いてある。


土曜日になにをしたのか

2018-05-14 11:24:47 | 日記

自分で思い出せない。ああ。

ああ、そうだった。ある署名をお願いに友人宅を回ったのだった。それでその後で仕事場に来るつもりだったが、結局来なかった。それでブログは自動的にお休みなった。

昨日は日曜だったが、雨が降るという予報だったので、土曜の天気のいい日の方が署名をお願いして回るには天気のいい日の方がいいと判断したからである。そして、昨日は久しぶりに妻と映画を見に行った。レディ・プレヤーというスピールバーグ監督の映画である。

もっとも話は頭のまわりのわるい私にはなかなかよくわからなかった。途中で子どもが誕生日だったのでお祝いの電話を入れておいた。