物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

新聞広告の料金

2014-11-17 12:52:39 | 日記
新聞広告の料金がどのくらいのものか。

実は私の著書『四元数の発見』(海鳴社, 2014)は全国版の毎日新聞と日経新聞に今まで2度にわたって掲載された。毎日新聞の2回目はまだ掲載されていない。

先日、海鳴社を訪れたとき、朝日新聞は毎日新聞の10倍くらいの広告費用がかかるとの話だった。

それで、新聞広告の料金に関心が出てきた。3段で1/8枠(推測だが、横45mmで縦100mmの大きさ)としてこれを年6回の新聞広告を出すとすると毎日新聞のサイトによれば、年間63万円かかるらしい。その年6回の広告を出すとして1回あたりにすれば、63万/6=10.5万円となる。

もちろん、この1枠の中に私の本の広告だけではなく、もう一つの本の広告も入っていたが、それにしても主となる広告は私の本である。

毎日新聞と日経新聞との広告料金の差がどれくらいなのかわわからないが、同じくらいだとして出版社が広告に掛けた費用は20万円を超えるであろう。

それでどれくらい本が売れているかといえば、確かな情報ではないが、この1ヶ月半ほどで700部だと推定される。本当にこんなに売れているとは信じがたいが、とりあえず信用するとすれば、その売り上げは98万円だが、それから私への印税と出版にかかった費用を差し引けば、出版社はなにほどの利益を得ているであろうか。

まだ印税はもらっていないが、いずれは出版社は私に印税を払わなくてはならない。出版の印刷製本にかかった費用の算出は私にはなかなかできないが、たぶん50~60万円ほどでもあろうか。

初版の印刷部数の2000部が全部売れたら、いいけれどもなかなか全部を売り切ることは難しかろう。私が出版社を経営しているわけではないが、出版社を経営している人は日本の文化を担っているという気概がなくてはやっていけない。