いま、NHKのラジオフランス語講座の梅本洋一さんの応用編で映画の話が出てくる。私のようなあまりフランス語のあまりできない者には梅本さんの達者なフランス語はなかなか難しい。
それでもなんとか聞くのを楽しみにしている。今日の放送に中に「M'etier d'acteur 俳優という仕事」というのがあり、そこに印象的な文章があった。ここで引用しよう。
Quand Mozart 'etait enfant et on lui demandait de jouer, il repondait: " Je m'en vais te jouer tout ce que tu voudras, mais dis moi d'abord que tu m'aimes.
(カン モザール エテ タンファン エ オン ルィ ドマンデ デュ ジュエ,イル レポンデェ: ジュ マン ヴェ テュ ジュエ トュ ス ク ヴュドラ, メェ ディ モア ダボール ク チュ メーム) カナで無理矢理に発音を真似ているので発音が十分再現できないのはお許しください。
モーツアルトが子どものときに、演奏を頼み来られた人に 「何でもお好きなものを演奏しますよ。でもその前にぼくのことを好きだと言ってください」と答えた
とあった。これは本当にこんなことをモーツアルトが言ったかどうかはわからないが、こういう心理が俳優にはあるという。とても興味を惹かれた。